2006年の冬

突然、電車の中で息ができなくなった私、一駅ごとに降りては乗って、乗っては降りての繰り返し

忘れもしない「阿佐谷駅」とうとう電車に乗れなくなってしまい、走ってくる電車にひきこれそうになる。

ペットボトルの水を買う、全部飲む、トイレに行く、また水を買う、トイレに行く、またも繰り返し

また、電車に引き込まれそうになる、トイレに行く、ふと駅の事務室が見える、駅員さんに頼んで

事務室でしばらく椅子に座っていた。息ができない、とうとう救急車で緊急病院へ、心臓も肺も異常なし

電車で帰ろうとするとまた息苦しくなる、家族から病院に電話が入って迎えに来てもらう。

そして、ちょうど今頃、地下鉄が怖くなる、混んでいる電車は苦しくて乗れなくなってしまう

しばらく会社に出勤できず3週間休暇をとることにした、それでもまったく直らず、朝、5時に起きて

出勤時間を7時にしてもらい、午後3時に帰宅することになった。今頃の朝はものすごく寒い。

この病気が「パニック障害」であることがわかった、1ヶ月の時間外が100時間を越えることが

数年間続いていた、まったく平気で私は若いからどうってことないと思って朝まで仕事をしていた。

毎週、病院に通うことになった、私はバラを育てていたので、先生からバラを育てることはいいことだから

続けるようにと言われた。でも、バラの手入れは数月間まったくする気持ちにならなかった。

そして4月になり5月になった、何もしなかったバラにきれいな芽が出て花が咲いた

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バラからの贈り物、こんなに真っ赤な色、今まで見たこともないきれいな赤い花

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そして、これは天使からの贈り物ではないかと思う花束、ピンクの輪、生命の不思議

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つぼみが大きくなって開花する、私は何もしなかったのに、水さえまともにあげなかったのに

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手入れをしなかったのでバラバラに咲いている、でもこの美しさに驚いた、私に話しかけていた

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だからバラが大好き、そして心のなか、いつも電車のドアの片隅で聞いていた曲が流れた

岡村孝子さん 夢をあきらめないで



岡本真夜さん 「TOMORROW」