転勤族の我が家~離島編~ | 福岡29歳新米ママのブログ。☆・:*:沖縄で子育て*:.☆

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2007年8月、福岡より沖縄に引越しました。2004年8月6日に女の子・2006年8月2日に女の子を出産しました。
沖縄での日々の生活を綴る備忘録&育児blog

福岡を離れて数年経つので情報が古くなっていてごめんなさい

たまには我が家の事を書こうと思います。

 

ご存知と思いますが我が家は転勤族。

転勤先は北は北海道から南は沖縄までの全国で、中には海外で働く方も

いるそうなんですがうちは国内のみです。

本当は去年の秋に転勤予定だったのですが

産後すぐに娘の病気がわかった為に延期にしてもらっている所です。

今のところは何も言われていないので今年中って事はないでしょうが

次回の転勤はひょっとすると近いうちかもしれません。

できることならあと数年はいたいのですが・・・


家は今現在は社宅暮らしです。

福岡に来る前は、我が家は人口数千人の離島で暮らしていたのですが

離島では一軒家(3LDK)の家賃が敷金礼金なしで2万円!!

まだ安いところは1万円とか・・・ただし、築○十年の物件です。

破格の安さだったので一軒家で暮らしていました。

最初は社宅希望だったのですが、丁度結婚する時空きがなかったので

一軒家を借りたのですが、社宅に住むと人間関係が面倒だと聞いたので、空きがでても移らずにそのまま一軒家でずっと暮らしていました。

 

この島はコンビニも花屋も本屋もない島

ある店を書いた方が早いくらい何も無いところでした

今ではブログにハーゲンダッツがとか書いていますが

当時島にはハーゲンダッツも売ってなかったし

勿論マックなんてあるわけない(笑)


ガソリンは世間がレギュラー90円台の時に130円くらい

朝刊の配達も最初の船が着く昼前に配達・・・

病院も診療所と歯医者のみ、勿論産婦人科もないので

妊婦さんは船に乗って毎月診察に行っていました。

なのでお産が近くなると予定日よりだいぶ余裕を持って

それぞれの実家へ里帰りして出産していました。

私が結婚して長く子供を作らなかったのは島に産婦人科がなかった

というのも1つの理由です。


学校も中学までしかなく

中学卒業と同時に進学する子は島を出ていました。

その代わりといったらなんですが

幼稚園は公立なので月数千円で済むらしいです。


海が荒れて船が欠航になれば食料がストップ

交通手段は船だけでしたから

私たちは用事があって島から出たくても出れない

牛乳・卵が数日間スーパーに売ってない時もあったりしました。


冬なんて欠航がよくあったので、いつも旅行に行く前は

「欠航で島から出れなかったらどうしよう・・・・」って不安で

天気予報とにらめっこの日々でした。

 

ただあるのは綺麗な海だけです。

屋久島を何倍も素朴にさせたような島です。

慣れてくるとこの素朴さのんびりさが

なんとも心地よくなってきます


こんな感じのところに住んでいたのでする事もなく

一時期は魚釣りに夢中になっていたのですが

PCの購入を機にネット(回線はISDNのみ)にはまっていったのです。

 

結婚して島に住んだ時はびっくりの連続で早く転勤してよそに行きたいと思っていましたが、住めば都。この島がどんどん大好きになっていきました。「転勤なんてしなくてずっとここに住みたいね」と言ってた矢先に転勤が決まり


数年前、福岡に来たわけです。

最初は賃貸で部屋を借りたいと思ってたんですが

こっちは島みたいな家賃の家がある訳がなく・・・

2万なんて駐車場代にしかならないかも(笑)


共働きすれば、普通に賃貸で暮らす事も可能だったのですが

いつ転勤になるかわからないし

私も子供が欲しかったので、共働きも長くは続けられないという事で

福岡では社宅で暮らす事になりました。


続く