こんばんは。
もえこです。
気が向いたので連続投稿です(笑)
本日(9/9(日))は、劇団milquetoast+『故郷、○庭にて』(ふるさと、まるにわにて)を観劇。
会場は、千歳船橋のAPOCシアター。
懐かしい。milquetoast+さんの『僕の私の空耳城の』に出演した時と同じ劇場。
空耳城とは舞台の位置が違っていて、横幅がせまくてキュッとした感じ。
前の方の席でも舞台全部が見れたのと、天井の高さを利用した(低い劇場ではできないような)高低差のある舞台・演出が印象的でした。
登場人物の整理がなかなか大変というか、ある人物が割と序盤で本名が発覚して、分かったのはいいけど割と終盤まで「いやお前結局何者やねん」状態が続いたりしてました。
最後に全部分かりましたが。
分かりましたが、私的には「え、結局そういうこと……?」って若干すっきりしない感じ(笑)
でも、ちょーさん(作・演出の長野恵美さん)が作り出す世界観というか空気感だったり、登場人物が発する心の底からの叫び(台詞)はやっぱり好きだなぁって思いました。
全体で見たらシリアス目な物語のはずなのに面白いシーン・台詞が散りばめられているのも(笑)
以下、印象に残った台詞
ハルコが言った、今が一番楽しいはずなのに苦しいみたいな言葉に胸が苦しくなった。
日常的に苦しさ・辛さがあるとそんなもんだと慣れようとしてしまう、いろんなことを押し殺して諦めてしまう。そこに幸せなことが降ってくると、怖くなるんだよね。
その幸せはいつまで続くのか、いつ失ってしまうのか。そもそもこれは現実なのか。私なんかが幸せでいいのか。
だから、怖くて、苦しくて、辛いのだと思った。
高校生アツシが言った、それはあんたの後悔だろ、自分でなんとかしろ。
どんな後悔があったって、選択を間違えたと思ったって、選び直すことは出来ないし、今の自分がどうにかするしかないのだなと。
過去はどうあがいたって変えられないのだなと。
重っ苦しい感じで終わるのもあれなので最後に一つ。
パンフレットが素敵でした!
ではまた
