こんばんは。
殺陣はまともに出来そうもない、後藤萌子です。
だって、アナ学時代、アクション演習でさえなかなかにひどかったのに(´・ω・`)
ひどくても出席してたから、何気に成績良かったけど←
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30-DELUX『新版 国性爺合戦』@シアター1010
を観てきました。
シアター1010は、たぶん、初めて……たぶん……
(劇場名はよく聞くから自信無い……)
30-DELUXは、『デスティニー』、『オレノカタワレ』を観たことがあって、これで3回目です。
いつも観てるキャラメルは、(笑)→(笑)→えっ!→(泣)→(笑)→あー、良い話だったなー。明日も頑張ろう。
30-DELUXは、(笑)→えっ!→(笑)→殺陣すげぇ。→(泣)→えっ……→わー……わー……うわー……
↑な、イメージ。
ようするにうわー……(頭の中大混乱)なう。
話が複雑とかそういう意味の混乱じゃなくて、登場人物の心境が入り乱れてのうわー。
以下、ネタバレ注意
簡単に内容を書くと、
「危機に瀕したミン(中国)を救うべく、ワ(日本)とトウ(中国)のハーフである和藤内(のちの鄭成功)が命をかけて戦う物語。」
なんかもう、ね、観終った瞬間に「誰も報われてない……」と思ってしまった。
戦って、勝利する物語なんですよ。「物語」は。
でも、それはあくまで「物語」。「人形浄瑠璃」での話。
虎の正体が分かった時、開いた口がふさがらなかった(笑)
主人公が自分にとって一番大事なものを思い出すのが遅すぎたのよね。
ついでに、みんな寝返りすぎ(笑)
ただまあ、それに関しては、自分を守るためなら強い方を見極めてそちらにつくものよね、と。
自分の妻を殺された老一官と甘輝の復讐心も分かるけど、私は、和藤内の「殺したら新しい和藤内を生む」というような台詞の方に共感した。
復讐が復讐を生むということに気付くのが遅かったし、他の人々はそこに思い至ることも出来ぬぐらいに激昂してしまっている……うわー……
ところで、どうやったら、あんな台本が書けるのでしょうか……。
役者も勿論ものすごいのだけど、脚本がすごすぎて……。買っちゃった。
※台本です。1500円。
台本開いて思ったよ。中国人とモンゴル人の名前読めない……orz