前回の続きです、
そして、
「自分が声をかけても無視するのは、心から無視したいからなのか?耳が聞こえないのか?わからないから教えてほしい」と。
「もし、心から無視したいのなら、一緒に暮らさないという選択もある」と、踏み込んで話したと。
「耳が聞こえないなら、話すトーンを変えないと行けないから、教えてほしい」と伝えたら、
奥様は、「そんなことはしていないと。いつもと変わらない」と答えられたようです。
「でも、態度は、そんな風に取れない態度だから、自分は、辛い」と話したと。
「耳も大丈夫か」と尋ねたら、「大丈夫だ」と。
そこで、ご主人が、提案したそうです。
「朝晩のあいさつ、食事のあいさつを、声を出して言いましょう」と。
そうしたら、毎日、自分から「おはよう!」と声をかけることが多いが、「おはよう」が返ってくる様になったと。
そして、今朝は、「おはよう」と言ったら、「おはようございます。お誕生日おめでとう!」と、言ってもらったと、嬉しそうに報告されました。
私は、そのご主人の変化と行動力に、拍手喝采でした。なんて、素晴らしい。
76歳になられる方が、最悪時間が9年余り、
今年に入ってからの行動の変化、心の変化は、リスペクトそのものでした。
その方が、本来持っていた情熱や優しさが、仕事を離れ、奥様に素直な提案として話され、自分の気持ちも素直に伝える努力をされたからの結果です。
素晴らしいです。
これは、何歳になっても大事なことです。
でも、実は、年齢が高いほど難しい。
なぜなら、自分を律して頑張ってきたものが大きいほど、素直になることを許すと、律してきた自分を否定するような感情にさいなまれるから。
本当は、今までの生き方を否定するのは、自分だけなのです。
自分自身を、自分の欲求を、満たすことが自己愛です。
目の前にいる方が、大好きで、愛している方であればあるほど、自分の思いや気持ちを、上手に伝える努力をするのも、自己愛です。
自己承認、他者承認が満たされることも、自己愛でしょう。
自己愛が満たされないと、いつまでも、自分も他人も裁きます。
みんな違ってそれでいい。
人其々、感じるところが違うから、面白い。
大人になれば、自分の思いを押さえて生きる選択の場面も多々あります。
しかし、自分が自分の感情や思いを無視したり、抑えてなかったように頑張るのでなく、自分で自分の感情思いを感じながら、お互いを分かり合う時間を持つ努力を持てたなら、もっともっと豊かな時間が流れることでしょう。
それを、何歳からもできるんだと教えてもらえた、電話でした。
人生の先輩は、やはり、大きな大きなギフトを下さいますね。
心から感謝です。
出産前後のファミリーセッション、結婚前後のパートナーセッション、承っております。
何故か、年上の方に求められることが多く、60代、70代の人生の先輩のセッションも承っております。
年齢でなく、その方が変わりたいと思った時が、ベストな時なのでしょう。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
Yukari