新しい時代 | シェスギmyブログ

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三重県北部で夫婦2人で
営業しているフランス料理店です。 
1997年開業。
ウェディングケータリングも
しています。


今日は蒸し暑いですねショック!

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一番人気全粒粉のパンドキドキ

ひな鳥は塩づけ

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おいしそうですドキドキ

あすの予約のお客様のデザートもできあがりました

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そういえば…


世界の一流レストランに2006年から

四年連続一位になった

スペインの

エルブリが

昨日閉店しましたね。



西欧でブルボン王朝時代から続く

手の込んだ重いソースが神髄の
正統派フランス料理。


その流れを変えたのが
1970年代に一世を
風靡した ヌーベルキュイジーヌ、
新 フランス料理でした。
(当店の料理は
ここの流れをくんでます。
あらかじめ、
真空による低温調理法で、
時間をかけ 火をいれておきます。
なので、レストランのような
肉料理のロゼの状態を
短時間で提供できるのです。)


そして1990年代

エルブリが駆使した料理法、

分子調理法が

レストランに登場しました。


分子調理法とは、
従来のレストランとは無縁だった 液体窒素やアルギン酸ナトリウムを使い提案する料理。
低温調理、泡状化、冷凍粉砕など、
調理の過程を科学的に分析し、
新たな食材、調理法を生み出してきました。


対して 地元の食材を生かし、
正確な火入れで仕上げる典型的な
大地(テロワール)の料理。


今 世界一位は 去年に引き続き
デンマークのノマです。

こちらのお店は地元食材を使った
テロワールのお店。



次はどんな調理法が

誕生するのでしょうか。



真剣に食材とむきあうからこそ

生まれる

技術や調理法、

取り合わせ。

地元の食材を
ふんだんに使えることの
感謝。

そして
そのスピリッツを
的確に
解釈して
お客様に伝えるのも


接客の大事な仕事だと

改めて実感しました。



明日から八月。


また新たな気持ちで

がんばりま~す!!