[道具や技法の紹介、検証]

「カンペキ塗装ガイド2」に載っていたゲルメディウムを使った波表現、についての考察。手順としては、まず、石粉粘土で波の造形をしエアブラシ塗装で青を吹いて波の基本を作ります。次に、白波をゲルメディウムと透明ガラス粒を使って作ることで、波にリアル感を持たせるといった具合です。誌面にはすごくリアルな波の造形が載っていていつか真似してみたいと思ってましたが、最近艦船モデルに手を付けたところなのでこの機会に試してみることにしました。

ゲルメディウム(グロス)は用意できたものの、透明のガラス粒がなかったのでダイソーで売ってたそれっぽい色付きの砂利を使ってみました。

盛った直後。ゲルメディウムってボンドみたいな感じです。ちなみに真ん中の氷山の一角、みたいなやつは以前シリコン型にレジンを流した時に湯口で固まったやつです。

数日後。完全乾燥まで10日以上かかったような。ゲルメディウム自体で波の形を作ったつもりでいましたが乾くとひけてしまってこんな感じです。ゲルメディウムのそのほとんどが水分なんですね。

水色の方は波として使えなくもなさそうですが、完全な白波にするにはやっぱり透明なガラス粒じゃないとダメかなって思いました。あと、ゲルメディウムは透明ガラスを波の形に固定するための材料であって、それ自体で波を作れるわけじゃないって事が分かりました。

にしてもこの本に載ってる波、うめぇ~なぁ。