彼に会う緊張と降りたことのない場所で全くわからない中で1人の不安。
『駅についたよー!どこにいればいい?』
『もうちょっとで電車着くから、着いたら電話する!』
私はきょろきょろしながら、目印になりそうな物を探した。
大きな改札の前。
◯◯口改札前の文字。
後ろ中はコンビニ。
横にはお弁当屋さん。
電話が鳴る。
『着いたよ!今どこにいる?』
『うーんとねー…』
『てかちょー風邪声じゃん‼︎大丈夫⁈⁈』
『鼻水が止まりません…あと咳も。移したらごめんね!』
『移すのは全然いいけどさ!んで今どこ?』
私は目印になるものを全て彼に伝えた。
彼もこの駅にはほとんどこないから位置関係が全くわからない。
『あこどこだー⁈⁈』
『なおくんどこー⁈⁈早く見つけてー!緊張してやばいーー‼︎笑』
『待ってろよー…絶対この辺のはずー…』
『早くーー笑』
『……あ‼︎‼︎‼︎見つけた‼︎‼︎‼︎』
『え⁉︎⁈どこ⁉︎⁈⁈』
前から来るのか、横から来るか、後ろから来るのか全くわかんない私はきょろきょろしまくり。
『こっち‼︎‼︎前だよ前‼︎‼︎』
階段から手を振っておりて来る彼。
『あー!なおくん‼︎本物‼︎笑』
『いやいや、偽物とかないから笑』
『確かにそうだけどさ笑。よくわかったね!』
『写メで見てるしすぐわかったよ♪よし、時間もったいないから行こう!』
私達は一日最低一回は写メを送る約束をしている。
お互い会えないし、その方が1日頑張れりから。
実物の彼は写真なんかより全然素敵だった。
私なんかでいいのかな?って不安になるくらい。
私達は色々話をしながら一駅電車に乗り2人きりになれる場所へ向かった。