ある日彼から相談をうけた。
『職場の女の子に誘われるんだけど、どうしたらいいと思う?』
最初のうちは普通にその人はどんな人なのー?とか、なおは全く気がないのー?とか普通に相談にのっていた。
相手は彼の同期の独身女性。
同じ職場だけど、仕事が休みの日や仕事が終わってからよく連絡をとっているようだった。
そんな話を聞かされてるうちになんだかイライラ…。
そもそもその人と連絡とっているなら私必要ないんじゃないか…。
独身だし私みたいな既婚で子持ちなんかよりずっといいじゃない。
『いいぢゃん!その人なお君に気あるみたいだし、なお君もその気あるならそれで♪
既婚の子持ちなんかかまってないで、その人かまってあげなよ♪』
明らか嫌味。
嫌な女。
そもそも私はなおの何でもない。
そんなの自分自身がよくわかってる。
けど凄く嫌だったんだ…。
『え?あこ怒ってる⁈え?ごめん!』
『別に怒ってない。』
『絶対怒ってるじゃん‼︎』
『怒ってないよ…。』
私はその見ず知らずの独身女に嫉妬したんだ。
私以外に頻繁に連絡してる人いたんだ…。
しかも向こうから誘われたりしてたんだ…。
なんか凄くショックだった。
『あこを嫌な気分にさせたならごめんね?』
『大丈夫だから!嫌な気分になんかなってないから!はい、この話終わりね!』
『なんかごめん…こーゆーとこ俺の悪いところ…。』
私は彼の何者でもない。
奥さんでも、彼女でも、ましてや友達でもない。
ただの暇つぶし。