No.264 ごめんなさい、ありがとう、失礼します | OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

青年海外協力隊(27-1次隊)としてドミニカ共和国で生活した記録。コミュニティ開発。活動のこと・ドミ共の人々&文化のこと・観光情報など、現地に密着したからこそ言いたいこと&伝えたい情報

「ありがとう」「ごめんなさい」「失礼します」などの基本の挨拶。

この国では、それを言わない人がとーっても多い気がします。


特に「ごめんなさい」は本当に言わない。

来た当初はびっくりしたものです。

例えば、道を歩いていて肩がぶつかっちゃった時とか、意図せずに水をかけちゃった時とかは「ごめんなさい!」「すみません!」と誰もが言いますが
人の物を壊した時や無くした時、約束を守らなかった時などには言いません。

当然のように、「私は正しい」という顔をしている。
そして間違いなく「私は正しい」と思っている。


日本は、何でもかんでもまず謝るから、外国人から見ると奇異に映ると聞いたことがありますが、それにしても。

人の物を壊しておいて謝らないって。


ただこれも、家庭や住んでいる地域によってかなり違うな、と思うのです。子供を見ると本当によくわかる。

いいお家柄の子はちゃんと「ごめんなさい」「ありがとう」を言います。


これに関連してもう一つ気になるのが、小学校での事。
休み時間は子供達は運動場に飛び出して元気よく遊ぶのですが、往々にしていさかいが起こります。
で、べそをかきながら先生に「うぇーんAちゃんが私(Bちゃん)にxxをした〜」と訴える。

その時に、本当にAちゃんが悪かった場合でも、先生が「あぁそれはAちゃんが悪かったね、Bちゃんに謝ろうか」などと言っているのは
一度も見たことがない。


なんでしょう。宗教の違い??


ゴミのポイ捨てにしろコソ泥にしろ、やはり何かマナーの面で欠けているように思えて仕方ないのです。


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