この国では、それを言わない人がとーっても多い気がします。
特に「ごめんなさい」は本当に言わない。
来た当初はびっくりしたものです。
例えば、道を歩いていて肩がぶつかっちゃった時とか、意図せずに水をかけちゃった時とかは「ごめんなさい!」「すみません!」と誰もが言いますが
人の物を壊した時や無くした時、約束を守らなかった時などには言いません。
当然のように、「私は正しい」という顔をしている。
そして間違いなく「私は正しい」と思っている。
日本は、何でもかんでもまず謝るから、外国人から見ると奇異に映ると聞いたことがありますが、それにしても。
人の物を壊しておいて謝らないって。
ただこれも、家庭や住んでいる地域によってかなり違うな、と思うのです。子供を見ると本当によくわかる。
いいお家柄の子はちゃんと「ごめんなさい」「ありがとう」を言います。
これに関連してもう一つ気になるのが、小学校での事。
休み時間は子供達は運動場に飛び出して元気よく遊ぶのですが、往々にしていさかいが起こります。
で、べそをかきながら先生に「うぇーんAちゃんが私(Bちゃん)にxxをした〜」と訴える。
その時に、本当にAちゃんが悪かった場合でも、先生が「あぁそれはAちゃんが悪かったね、Bちゃんに謝ろうか」などと言っているのは
一度も見たことがない。
なんでしょう。宗教の違い??
ゴミのポイ捨てにしろコソ泥にしろ、やはり何かマナーの面で欠けているように思えて仕方ないのです。
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