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この記事では

SEVENTEEN2022年7月にリリースした

 4th Repackage Album 'Sector17'

タイトルの意味や世界観について、

ギリシア神話への引喩を読み解きながら

考えていきます。

 

 

MVや振り付けが公開されている'HOT''CHEERS''_WORLD'を中心に、その他の収録曲や、Pledisの記事、GOING SEVENTEENなども絡めながら話を進めていきます。

 

以下の項目に分けて書いていきます。彼らの素晴らしい作品を味わいながら、その意味を考えることを一緒に楽しんでいただけたら幸いです☺

(1) 'HOT'から続くギリシャ神話のイメージ:イカロスパエトン

(2) 'Sector17' は世界で最も高い未知の山:オリンポス山の頂は神々の住まい

(3) 三つの領域を治める三人のリーダー'CHEERS':ゼウスポセイドンハデス

(4) '_WORLD'の舞台セット:幻想的な山頂神殿惑星

 

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(1) 'HOT'から続くギリシャ神話のイメージ

 'Sector17'は、今年5月に発売された'Face the Sun'のリパッケージアルバムです。したがって、コンセプトを考察するには、'Face the Sun'の世界観と合わせて考えていく必要があると思われます。

 

 以前別の記事にも書きましたが、私は、 'Face the Sun'は新たな高みへと向かうSEVENTEENの野心と覚悟を、ギリシャ神話のパエトンの物語を引用して表したものと考えています。

 

 パエトンは、自分が太陽の子であることを証明するために、燃え盛る太陽の馬車に乗って空を駆けた人物です。

 以下、より有名なイカロスの物語とも対比しながら、話を進めていきたいと思います。

 

 まずは'Face the Sun'のタイトル曲'HOT'のMVを見てみましょう。

 

 太陽をテーマとしたアルバムのタイトル曲のMVの中で、ジョンハンは壊れた人工の翼を持って登場します。

 

 ここから浮かぶのは、ギリシア神話のイカロスです。

 

 イカロスは父ダイダロスが鳥の羽で作った人工の翼で空を飛び、迷宮を脱出します。しかし、父の言いつけを守らずに高く飛び過ぎ、羽を繋ぎ合わせていた蝋が太陽の熱で溶けたため、海に落ちて亡くなります。

 

 文明の力で太陽に近づき過ぎ、命を落とした人間の物語。日本でも有名な、人気のある神話ですよね。

 

  'HOT'のジョンハンがイカロスを思わせることは、ティーザーが出た時点で鋭いファンの方々によっていち早く指摘されていました。また、先日発表されたPledisの記事にも書いてあったので、確定事項とみてよいと思います。

 

 それを踏まえた上で、私が気になるのは、MVの中盤でイカロスのイメージを纏ったジョンハンが壊れた翼を自ら捨てることです。

 

 MVの2:23~2:40にご注目ください。ジョンハンは壊れた翼を引き摺るようにして静かに登場し、スングァンが「僕らは炎を潜り抜け限界を再び超えて」、ドギョムが「いつの間にか高く昇って太陽になってやる」と歌って盛り上がりが最高潮に達する場面で翼を捨てます。

 

 現在行われているSEVENTEENのワールドツアーのタイトルはBE THE SUNです。「太陽になること」が今の彼らにとって重要なテーマであることは明らかなので、この歌詞が歌われる部分で「イカロスが翼を捨てる」ことには、特別な意味がありそうです。

 また、「イカロスが翼を捨てる」という展開はもとの神話には無いので、そこにこそSEVENTEEN独自のメッセージが込められている可能性が高いと言えます。

 

 わざわざ視聴者にイカロスを思い起こさせておいて、その象徴を捨ててみせる。この独自の展開にはどんな意味が込められているのでしょうか…?

 

 「高く昇って~」という歌詞から、「飛ぶことを諦めた」だとか、「地上で力強く生きることを選んだ」という意味ではないように思えます。

 

 私は、この場面を通してSEVENTEENが伝えようとしているのは、イカロスの物語ではなく、脱イカロスの物語なのではないかと思っています。

 「神話通りのイカロス」を脱して、「それ以上のもの」へ。つまり、例えば「死なないイカロス(ハッピーエンドに書き換えられた現代版イカロスの物語)」だとか、「イカロスとの比較が可能な別の人物」への変化を描いているということです。

 

 別の場面とも合わせてもう少し考えてみましょう。

 この曲の歌詞には、太陽を横切ったり背負ったりする馬車のイメージが繰り返し現れます。

 'HOT'MVよりスクリーンショット。

 

 'HOT'だけでなく同じアルバムに収録曲された'Don Quixote''March'によっても「馬を駆って突き進む」イメージは強調されており、「馬(車)」には何か大きな意味がありそうです。

 

 ここで思い出したいのが、先に軽く触れたパエトンです。

 この「太陽の馬車」のイメージは、イカロスよりもパエトンの物語を思い起こさせるのです。

 

 以下、青い文字はパエトンの物語のあらすじですので、ご存じの方は読み飛ばしてください。

                   

 パエトンは、太陽神(ヘリオスまたはヘリオスと同一視されるアポロン)の息子でした。しかし、母親は神ではなくニンフ(別説では人間)であったため、父と離れて地上で育てられます。

 

 ある日、父親がいないことを友だちにばかにされたパエトンは、母から聞かされている通り僕は太陽神の息子だ」と説明します。しかし、「そんなの作り話に決まっている」と、さらにばかにされてしまいます(このあたりは、自分を騎士だと思い込んで行動し、周囲から妄想だと馬鹿にされるドン・キホーテにも重なります)。

 

 そこで、パエトンはなんとかして自分が太陽の子であることを証明したいと思い、父に会いに行きます(太陽と対面するという意味で、Face the Sunのタイトルも思わせます)。

 

 太陽神と対面したパエトンは、太陽神に、「太陽の子である証拠として、あなたが毎日運転している太陽の馬車を、一日だけ僕に運転させてください」と頼みます(ギリシア神話では、太陽が東から昇り西へ沈む現象を、この馬車に乗って東から西へ空を駆けていく太陽神の仕事として説明しています。西へと馬を駆る点で、'March'に登場する西部開拓時代のヒーロー・カウボーイも思わせます)。

 

 しかし、炎を吐く荒馬たちにつながれた太陽の馬車は、太陽神以外には御することができない危険な乗り物です。その上、西に向かうためには、巨大な獅子や蠍の居る危険な道を通っていかなければなりません(太陽の通り道である「黄道」上にある、獅子座蠍座のことです)。

獅子やウミヘビのいる危険な道を太陽の馬車で進むパエトン。

(画像1 ギュスターヴ・モロー作『パエトン』1878年、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館)

 

 太陽神は息子の身を案じ、願いを変更するように言いますが、パエトンは意志を曲げません。結局、太陽神は馬車をパエトンに貸すことを許可し、パエトンは意気揚々と走り出します(このあたりも'March'っぽいなと思います)。

 

 しかし、太陽神の心配通り、最悪の事態が起こります。炎の馬たちは暴走し、馬車は正しい道から外れ、周囲のものを焼き尽くしながら走り続けます。止めることも後戻りすることもできないパエトンは、自身もその熱さに苦しめられながら進んでいきます。

 

 そうしているうちに、被害を受けた者たちから怒りの声が上がり、神々は話し合いをします。そして、最高神ゼウスが雷光の弾丸でパエトンを撃ち、パエトンは流星のように光の尾を引きながら川に落ちて命を落とすのでした。

 

 これがパエトンの物語です。

 「太陽になる」という志を持ち、太陽を背負った馬車で容赦なく世界を駆け巡ると歌っている'HOT'の歌詞は、全体を通して非常にパエトン的ではないでしょうか。

 

 太陽に近づき過ぎた結果水に落ちて命を落とすという点ではイカロスもパエトンも同じですが、イカロスには太陽になろうという志はなく、馬車にも乗っていません。そのことを考えると、'HOT'の歌詞は、イカロスよりもパエトンの物語に似ています。

 

 このことからどのようなメッセージが読み取れるかについては、確信は持てません。しかし、全体を通してパエトンのイメージが強いことと、そうでありながらわざわざイカロスも登場させていることがほぼ確定だとすると、イカロス的なジョンハンが自ら翼を捨てる理由は、やはり「イカロスから別の人物への変化」、つまり、人工の翼で空を飛んで「太陽に近づく」イカロスではなく、「太陽になる」ために炎の馬車で空を駆けるパエトンになることを表したかったから、と考えることが許されるのではないでしょうか。

 

 さらに、イカロスとパエトンには、もう一つ大きな違いがあります。それは、イカロスの物語もパエトンの物語も一見すると失敗談ですが、パエトンの方は成功の物語としても読める点です。

 

 実は、パエトンの物語には少しだけ続きがあるのです。彼の物語は、彼が命を落とした後墓が立てられ、

「日の御神の二輪車の御者なるパエトンは、

ゼウスの雷電に打たれてこの石の下に眠る。

父の火の車は御し得ざりしも、

登らんと思い立ちしは

ゆゆしかりき。」

(『ギリシア・ローマ神話』ブルフィンチ作、野上弥生子訳、岩波文庫、1992年)

と刻まれるところで幕を閉じるのです。

 

 この碑文は、「父の」という言葉から、パエトンが太陽の子であることをはっきりと示しています。そして、「父の車を御することはできなかったが、登ろうと思い立ったことは偉大だ」と、彼の挑戦を称えています。この碑文は、彼が死んでから何百年、何千年の時が経っても、彼が太陽の子であったという真実と、それを信じて空高く昇ろうとした彼の意志を証明し続けるでしょう。

 

 つまり、パエトンは命を落としましたが、彼が成し遂げたかった証明は成功したとも言えるのです。

 

 私は、SEVENTEENはパエトンの物語を引用した'HOT'によって、「不可能だと笑われても、命を懸けてでも、自分たちの力を証明したい」という意志を表明したのではないかと思います。自分たちだけは自分たちがもっと高い場所で輝ける存在であることを信じており、どんなに苦しく険しい道でも乗り越えて進む覚悟があるということを。

 同じアルバムに収録された'Don Quixote'も、リパッケージアルバム'Sector17'に収録された'CHEERS'も、このテーマを補強しているように思えてなりません。

 

 私は去年POWER OF LOVEを考察をし、空に輝く小さな星の王子と、彼と固い友情で結ばれた飛行士たちにメンバーの姿を重ねたような、SEVENTEENらしい(と私が感じる)そのコンセプトに感動していましたが、そのまとめとも言えるNEW RINGS CEREMONYの結びが「今度は自分たちが太陽になる」という予告であったことには正直驚きました。

 勿論、彼らが熱い向上心を持って努力し続けてきたことは誰の目にも明らかです。しかし、それでいて、彼らにはどこか謙虚で控え目なところがあり、そんなふうに野心的な思いを大々的に宣言するのは意外なように感じられたからです。

 「CARATの」太陽になるという文脈ではありましたが、それでも、自分たちを、夜空に点々と輝く星々ではなく、真昼の空に唯一絶対の存在として君臨する太陽に喩えることは、かなりの自信や勇気、覚悟の要ることのように思えました。

 

 SEVENTEENは'Face The Sun'をリリースするにあたって、インタビュー等でも「率直に野心を表現した」と語っています。

 私は、彼らが'HOT'で「太陽に近づく」イカロスの翼を捨て「太陽になる(太陽の息子=次世代の太陽であることを証明する)」ために馬車に乗り込むパエトン的な物語を描いたのは、この曲が、野心を口にすることを恐れない、今まで以上の覚悟を胸に抱いたSEVENTEENの第二章の幕開けを告げる曲であったからだと解釈しています。

 

 ちなみに、今年のGOING SEVENTEENのタイトルロールは星座モチーフです。ギリシア神話には星座になった神や人間、動物の物語が数多くあります(先に触れたようにパエトンの物語にも蠍座などの黄道12星座が登場します)。

 

 

 去年のタイトルロールは「街燈」で、これは私がPOLのコンセプトであると解釈している『星の王子さま』を暗示するモチーフだったと考えられるので、今年もGoSeのタイトルロールが一年間のコンセプトを暗示している可能性は十分にあると思います。

 

 カムバック前後のGOING SEVENTEENで、「トロイの木馬」、「ヘラクレス」などの言葉が字幕や彼らの口にのぼったり、火星人や宇宙人を題材としたコメディがあったのも、なんだかギリシア神話を暗示しているようで怪しいなと思います。火星は、ゼウスらオリンポス十二神のうちの一人、マルス('March'の語源)の星です。

 

 ※去年の考察のまとめはこちら。

 

 それでは、このギリシア神話のイメージを念頭に入れて、次の話題に移りましょう。

 

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(2) ’Sector17’ は世界で最も高い未知の山

 'Face The Sun'のリパッケージアルバム'Sector17'。'Sector'という語は様々な意味で使われますが、以下のPledisの記事により、今回のアルバムタイトルの'sector'は、一定の基準を満たした世界で最も高い山々を指すことが明かされています。

 

 ここにまた、ギリシア神話のイメージが浮かんできます。

 

 ギリシア神話では、神々はオリンポス山という高山の頂上に住んでいるからです。

 

 実在するオリンポス山は標高8000M以上のsectorではありませんが、神話が書かれた当時の人々の世界観では天に届くほどの世界一高い山でした。

 

 現在地球上に実在する16個のsectorに続く、まだ誰も知らない17番目の山。上記の記事でそう説明された'Sector17'は、'HOT'のギリシア神話的イメージと合わせて考えると、神話上のオリンポス山なのではないかと思われます。

 

ステージにも幻想的な山頂が(_WORLDのステージ。動画は後程引用)

 

 あるいは、火星にある「オリンポス山」をイメージしたのかもしれません。火星には「オリンポス山」と名付けられた、太陽系最大の巨大な火山があります。以前オリンピア雪原とも呼ばれていたもので、'Sector 17'の'New Heights ver.'の写真のイメージにも合います。

 

 'HOT'のウジとジュンの振り付けや'Darl+ing'のMV、'Shadow'や'_WORLD'の歌詞からわかるように、SEVENTEENは、「光と影」等、対極にあるものを両方抱えながら生きていくということに関心があるように思います。

 'HOT'で「高く昇って太陽になる」ことを打ち出しながら、'Sector17'に『舞い落ちる花びら』の韓国語版を収録したことも目を引きますよね。'HOT'の「太陽を背負ってスピードを出せ」と「太陽に向かって火を放て」も一見矛盾しているように聞こえますが、これも彼らが「暴走するパエトン」と「それを止めようとする星座やゼウスら」を同時に体現しているのだとすれば納得がいきます。

 

 光を放ちながら暗闇を引き連れ、遥かな高みを目指しながら静かに舞い降りる彼らならば、太陽になろうと言いながら同時に(地球を出発点として)反対側(火星側)へ進むということもあり得る気がします。そのまま進んでいけば、いつしか冥界(冥王星。後述するギリシア神話のキーパーソン・ハデスの星)に辿り着きます。

 

 また、'New Beginnings ver.'の写真の色も、オリンポスの神々を思い起こさせます。偶然かもしれませんが、この色合いは、オリンポスの神々とその息子ヘラクレスの活躍を描いたディズニー映画『ヘラクレス』の色合いによく似ているのです。

画像2 Sector17のコンセプトフォト

画像3 ディズニー映画『ヘラクレス』

 

 『ヘラクレス』はオリンポスの神々が登場する映画としてかなり有名なので、「オリンポスの神々の住まう所」を表すのに、このイメージを借用したということがあってもおかしくはないと思います。

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(3) それぞれの領域を治める三人のリーダー

 さて、ディズニー映画『ヘラクレス』では悪役として登場するハデスですが、ハデスは、最高神で天界の神ゼウスと海の神ポセイドンの兄(弟)で、神話では悪役ではありません。

 

 この三兄弟は、単に世界の三つの領域「天界」・「海(と陸)」・「冥界」をそれぞれ治めている統治者であって、確かにハデスは冥界を治めることになったために一人だけオリンポス十二神には加えられていませんが、ギリシア神話において冥界は地獄ではありませんし、彼らと同等の力を持つ者として、また、兄弟として尊重されています。ゼウスとの仲も悪くありません。

 

 ゼウスは父クロノスらを倒した功績から神々と人間の王でもあり格上の存在ですが、あとの二人も彼に匹敵する者として、ポセイドンは「海のゼウス」ハデスは「地下のゼウス」という異名を持っています。

 

 この三人の兄弟の関係、SEVENTEENの三つのチームを率いるリーダーズの関係に似てはいないでしょうか…?

 

 'Sector17'には、数年ぶりのリーダーズの新曲'CHEERS'が収められています。'Face the Sun'と'Sector17'を繋ぐ作品として'Sector17'のリリース前に先行公開されました。

 

 

'CHEERS' MVよりスクリーンショット。

 私は、車の走る模型を囲んで見下ろしているこの場面の三人が、天界の統治者ゼウス、海(と陸)の統治者ポセイドン、冥界の統治者ハデスの三兄弟のイメージなのではないかと感じました。

 ギリシア神話の世界観では地球は平面で、周りをぐるりと海が囲っています。他の場面では自分たちも乗っている車というものが、ミニチュアサイズの模型になってテーブルの上の環状道路を走っている様は、平面の世界を見下ろす神々のイメージに合っているように思えます。

画像4 ギリシア神話の世界観

 

 ちなみにオリンポス山の頂上は三人の共有地で、会議や宴会がある時など、三者はここに集うことがあります。'CHEERS'のサビの"at the party(パーティーで)""CHEERS(乾杯)"にぴったりですよね。

 

 'CHEERS'の卓上には手の模型があり、'HOT'のMVにも倒れた巨人の手のようなものが登場します。私は、これはゼウスが倒した巨神クロノスの象徴ではないかと踏んでいます。クロノスは時の神でゼウスらの父ですが、彼らと対立し敗北します。

HOTMVよりスクリーンショット

 インスタで'pluto(冥王星)'の展示物の写真を掲載したり'HOT'で髑髏を抱いたりするホシがハデスかと思われますが、クプスとウジどちらがゼウスかは服の色や役どころから微妙なところです。役は固定されておらず全員で神話のイメージを表しているのかもしれません。

 ただ、ジュンが天界の神の一人でありながら冥界への案内人も務めるヘルメス'ノレへ'で愛をぴゅぴゅぴゅっと撃つバーノンがアフロディーテ(キューピッドの母)っぽいなという感じもするので、ゆっくり考えていきたいです。

画像5 7月のホシの投稿

 

(4) '_WORLD'の舞台セットもギリシア神話風!

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 最後に、Sector17のタイトル曲_WORLDの三つのステージをご覧ください。それぞれ虹色の山頂寝殿風の柱惑星(オリンポスの神はゼウスが木星、マルスが火星等、星の象徴でもあります)があり、やはりギリシア神話のイメージは濃厚であるように思えます。

 

 

 

 

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 以上、'Sector 17'についての現時点での私の解釈でした。もう少し書きたい点もあるのですが、字数制限があるので今回はここまでにします。最後まで読んで頂き有難うございました!

 

【画像引用元】

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