ずいぶん期間が空いてしまったけど、国立西洋美術館で行われていた『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』。
ピカソ以外は、パウル・クレー、アンリ・マティス、アルベルト・ジャコメッティだった。
マティスの『縄跳びをする青い裸婦』がとっても気に入った。
フォーヴィスム(野獣派)のリーダー的な存在だったが、腸の手術をしてから絵を描く体力がなくなり、切り紙絵へと制作手法を変更した。
時間があったので、久しぶりに常設展の方を観に行った。
以前、せいびで開催されてた『松方コレクション展』で、クロード・モネの『睡蓮、柳の反映』のデジタル修復画の展示があったが、修復される前の絵が常設展にあった。
せいびの中で一番のお気に入りであるペーテル・パウル・ルーベンスの『眠る二人の子供』を時間までじっくり観てた。
ルーベンスといえば、ふくよかな女性がよく描かれているが、この絵を観てると思わず頬ずりしたくなるくらい愛くるしく描かれてある。
ちなみに、『フランダースの犬』の主人公ネロが亡くなる前にどうしても観たかった絵が、ルーベンスの『キリスト昇架』と『キリスト降架』である。