ハンバーガーアメリカの食べ物というと、ボリュームばかりあって味は大味な印象があったが、豊かな自然の賜物か、肉も魚も野菜も果物も新鮮で、ハワイの食べ物はじつに美味しかった。

ただし、ショッピングモールのチープなフードコートで食べた巻き寿司だけは、激甘の酢飯に激甘なタレがかかっており、さらにベビースターラーメンのようなスナック菓子がふりかけられていて例外的にクソまずかったが、それをこれまた独特の風味で知られる炭酸飲料ドクターペッパーで胃袋に流し込むと、それはそれでこれぞアメリカ!という醍醐味を味わえたような気もする。


いいかげんハワイの余韻を引きずりすぎな気もするが、ハワイ名物の中でもとくに美味かったアヒ・ポキとガーリック・シュリンプの味が忘れられず、妻にリクエストして作ってもらった。



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ガーリック・シュリンプは、その名のとおり殻付きのエビをたっぷりの刻みニンニクとともに豪快に炒めたもの。
アヒ・ポキの『アヒ』とはハワイの言葉でマグロのことで、生のマグロを醤油ベースにレモンやビネガーで酸味を加えたタレで海藻などとともに和えた料理だ。

今回はそれにマグロとの相性バツグンのアボカドを加えてアレンジし、アヒ・ポキ丼にしてもらった。


ナイフとフォーク写真ではこの味を全く伝えきれていない気がするが、やはり何度食べても絶品である。







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今回の引越しのために、いくつかの家具家電を新調したが、その中でもこのミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアはとくにお気に入りだ。


裵比較的よく行く名古屋市美術館のロビーには、サブカルゴコロが芽生えた十代の頃…少なくとも20年以上前から、このバルセロナチェアが設置されており、当時から憧れていた逸品である。


このバルセロナチェアは1929年のバルセロナ万博のためにデザインされたものだというから、もう80年以上前のデザインであるにもかかわらず、全く古臭さを感じさせない。

やはり優れたデザインというものは、流行に左右されることなく時代を越えて生き続けるものなのだ。



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X字状にクロスした脚部が美しい…。

真面目な話、家具に限ったことではなく、美しいデザインというものは、人の心を豊かにするものだと思う。


デザインは二の次、経済的で利便性がよければ何でもよい、あるいは、とりあえず流行をなぞっておけば何でもよいという風潮が蔓延しているから、現代の日本はどこか殺伐とした味気ない世の中になっているのではないか…?







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やっぱりディランといえばグラサンなのである。

このディランが愛用する『Ray-Ban』のWAYFARERモデルは、やや前時代的なデザインで、真横から見ると大ぶりなレンズが前傾したアクの強いフォルム。



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そのため彫りの浅い東洋人にはハードルが高いアイテムな気がして、今まで手が出せなかったが、海外旅行の浮かれムードと円高効果も手伝って、ついに購入してしまった。


店員さんに英語で「何かお探しですか?」みたいなことを話しかけられたので、「私はボブ・ディランが大好きなんです。ディランみたいなサングラスを下さい。」と返したが、あまりうまく伝わらなかったようだ…(-.-;)


しかし、独特の存在感を放つWAYFARERは、すぐに発見することができた。







男だてらにファッションブログと銘打つぐらいなので、人一倍ファッションには気を使うほうだと自負しているが、いまだにヤンキー文化の根強い西三河の片田舎では、ハイセンスであればあるほど変人扱いされることも少なくない…。


ところがハワイでは、細いストライプの入った白いサマージャケットに黒いストローハット、スリッポンタイプで白×黒コンビのビットローファーを基本形に、インナーはピンク系のシャツを中心とし、当日の気候や気分に合わせて白いニット地や大須商店街のギャルショップで千円でGETしたサテン地で黒×銀ツートンカラーの蝶ネクタイ等をコーディネート。

さらに、このRay-Banのサングラスと、これもディランの影響で最近生やし始めた口ヒゲで武装し、我ながら怪しげな謎の東洋人マフィアのようないで立ちであったにもかかわらず、ことあるごとに…

「ナイスな靴だね!」

「クールなジャケットだね!」

「エレガントなボウタイだね。」

「私、あなたのハット好きだわ。」

「ファンタスティックなコーディネートだよ。」

「お前はムービースターか?」

「スゴイネー!イカシテルネー!」(片言の日本語で)

…などなど絶賛の嵐!!

たぶんハワイ滞在中に30回以上そんな声をかけられた気がする。

最初はそれがハワイの習慣なのかと思ったが、ハワイの地元の人々だけでなく、アメリカ本土やカナダ、オーストラリア、韓国、ヨーロッパ等からの通りすがりの旅行者の方々からも同様の声をかけていただいたので、どうやらそういうことでもないらしい。


もちろん、いまだに出会ったことのない国の人々も多いので一概には言えないが、やはりワールドワイドにみると、日本に比べて個性を尊重するお国柄が多いのは事実のようだ。

日本もそうなってくれたら、サブカル中毒者にとっては住みよい世の中になると思うのだが…。