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日陰の歌

古いアイドルの代表曲でも有名曲でもない、かといって隠れた名曲というわけでもない個人的に大好きな楽曲についての戯言ブログ、
だったのですがネタ切れ気味。最近のアイドルソングなどについて語っております。基本的にあやふやな記憶に基づいてのぼんやりした独り言です。

 記事を書き終える前に桜エビ~ずがukkaになりました。もっと早く書けばよかった…

 

 それはそれとして、今回はかなり妄想成分多めでお送りします。あ、いつも通りか。んで、今回は何を取り上げるかと言いますと、これも以前ツイッターでちょっとだけ書いたんですが、ヤマモトショウ氏が桜エビ~ずに提供した一連の詩について、です。

 まずは、ヤマモトショウさんが詩を提供した曲名を書き出していきましょうかね。発表順で。(歌詞は曲名の下のURLからどうぞ)

 

 「まわるまわるまわる」

https://www.uta-net.com/song/255314/

 「帰れない!」

https://www.uta-net.com/song/262617/

 「さいしょのさいしょ」

https://www.uta-net.com/song/268468/

 「can't go back summer」

https://www.uta-net.com/song/275130/

 

 2019/11/18現在、以上の4曲となっています。この中でも「さいしょのさいしょ」は、12ヶ月連続配信を終えた桜エビ~ずのために書かれた歌詞で、明らかに他の3曲とは趣が違いますので、とりあえずはそれ以外の3曲について考えていきましょうか。

 

 最近ツイッターで、桜エビ~ずの歌詞には「チョコレート」が良く出てくる、といって調べてた人もいますけど、私は桜エビ~ずの曲を聴いていた時にふと思ったんですね、「なんか時間を巻き戻す感じの歌詞結構多くない?」と。で、よくよく調べてみたらそれらの歌詞はヤマモトショウ氏の手による物だったのです。そしてここからが私の本領発揮です。大した根拠も無いのに独りよがりの妄想を巡らし、そしてこの帰結。

 

 「あ、これワザとだわ」

 

 さて、もう一度上に挙げたヤマモトショウ氏作のタイトルを見てみましょうかね。

 「まわるまわるまわる」

 「帰れない!」

 「さいしょのさいしょ」

 「can't go back summer」

 ね? タイトルだけでもなんか匂うでしょ? え? 気のせい? まあまあそう言わずに。

 

 まずは「まわるまわるまわる」から。

 この曲は聴けば誰にでも分かるタイムループものですね。同じ時間を繰り返していく、SFではおなじみのジャンルです。歌詞を読めば解るように、この曲の歌詞は起承転結の“承”の部分のみを書き出している形となっています。この物語の始まりも解決も見せない、繰り返しの部分のみを描き出すことにより、よりこのループ感を巧みに表現していると思います。1番と2番の歌詞を入れ替えても問題ないところも、より無限ループ感を高めていると感じます。

 

 そして次の「帰れない!」

 卒業ソングですね。

 

 “青春延長戦ていうか、永遠にOK”

 

 という部分と

 

 “1年生から再開?”

 

という部分が今という時間の永続性を望むような歌詞となっています。

 

 そして次の「can't go back summer」

 この曲は「帰れない!」より明確に時間の巻き戻しについて語っています。

 

 “ねえ戻れませんか? きょうの朝にちょっと 

  かわいいあの服選ぼう でもそしたら今度 

  鏡の中は 髪型気になるかな”

 

 と

 

 “ねえ戻れませんか? きょうの朝にちょっと 

  今すぐあなたに電話したい でもそしたらこんな 

  景色とかもぜんぶ なかったことになるの?”

 

 という風に、時間を巻き戻したいけど、そうしたら今のこの状況とはまた別の状況になっちゃう? という、タイムループものにありがちの光景を描き出しています。

 

 

 と、ここまで読んだ方は、「いや、そんな特段気にするようなことじゃなくない?」 と思われたことでしょう。でも、考えてください。同じ作者が、同じグループに提供した歌詞です。しかも作者はヤマモトショウ氏ですよ!

 知っている人は知っていると思いますが(当たり前)ヤマモトさんはアイドルグループ、フィロソフィーのダンスのメイン作詞家です。哲学用語を見事に歌詞に取り入れ作品にしている方です。そのような方が、偶然そうなっちゃったわー、みたいなことはしないと思うのです。自分がどのような言葉を使い作品に仕上げ、そして誰に提供するのか、そういう事をきちんと把握して仕事をしている方のはずです。

 要するに、「ワザと」なのです。あえて、このような歌詞を入れた作品を桜エビ~ず(現ukka)に提供している、と私は思うのです。

 私ぐらい妄想が激しいタイプですと、「これ、この3曲は同じ世界の話として作られてるんじゃないの? 流石に主人公は違うだろうが…いや待てよ、同じってのもありえるか?」みたいな事を考えてしまったりもします。あー楽しい。

 

 さて、もう1曲の「さいしょのさいしょ」ですが、こちらはタイムループ的な言葉はないですが、非常に「時間」というものを強く意識した歌詞になっていると思います。

 ひょっとしたら、短くも輝かしい青春という時間をアイドル活動に捧げている娘たちに対しての何らかの思いがあり、時間に関する言葉を多めに使った作品を作り提供したのかなとも思います。

 あと、この「さいしょのさいしょ」の歌詞は明らかに桜エビ~ずに向けて作られた物ですが、そういう事とは関係なく、2番の

 

 “「もっといい景色」なんて 比べたがる大人はバイバイ”

 

 の歌詞なんて、アイドルの周りにいる所謂「大人」へのちょっとした皮肉として中々痛快です。というか、2番の歌詞は全体的にメッセージ性が強く出てて、桜エビ~ずにはあまり無かった感じで初めて聴いた時はちょっとドキッとしましたね。

 

 さて、相変わらずとりとめのない文章になっておりますが、もうそろそろお終いにしたいと思います。あ、その前に今回の記事のタイトルですが、まったく意味はございません。「まわるまわるまわる」がSFチックな内容なので、有名なSF小説のタイトルをパロディ化しただけでございます。

 それでは最後に「さいしょのさいしょ」の歌詞の一部をukkaちゃんと私を含めたファンに向け、書き出して終わりにします。

 

 “夢がほんとになる瞬間の

 

 さいしょのさいしょは

 

 一緒に夢観た時なんだ”

 

 

 

 それでは。

 

 

☆☆☆☆☆☆追記☆☆☆☆☆☆

 

この記事で取り上げさせていただいた作詞家ヤマモトショウ氏からささやかなお褒め?の言葉を頂きました。嬉しいこともあるもんです。