自転車南進旅 2日目 宮ヶ瀬湖→大月 | Modiyamaのブログ   アンカーRNC3とS&Gとビートルズと・・・
この問題集では特に断りのない限り

        「おむすび」=「国道」
        「ヘキサ」=「県道」               
        「ドラゴントラック」=「激しい風をともなって自転車のワキを通過するトラック」
        「山岳道路」→「山岳どーろ」→「山岳ろーど」
                             =車の交通がほとんどなく長い坂を有する山地の道
                                         
                       
                                                    とする。





____________________________________________________________________________________________________________________________________________








おはようございます。



 





本日は二日目。



清々しい気持ちで芝生を歩いていると、いきなり黒い虫たちが飛んできた事に

朝っぱらからびびるModi。


時間もたっぷりはないので朝は自炊せずに(おかずないし・・・)すぐにテントの撤収。

本日は相模湖に出ておむすび20を行き大月に着く予定。

特に筋肉痛もおしりの痛みも感じず、出発。









過激な山岳路もなく相模湖まで来た。



相模湖

相模湖
 



おむすび20を走るが、路肩が狭くドラゴントラックも走るので湖の反対側のヘキサ520を行くことに。


勝瀬橋















ついつい脇道を探検してみたくなる。



 




















ヘキサ520の少しの起伏もこの装備だとかなり辛い。

スプロケの低ギア化が必要だと感じた。





少し走って道ばたで湯を沸かしカップ焼きそばを食べた。

これで荷物が減った。

そのうちにおむすび20に合流。

しかしこの先も20号線は路肩狭く、坂もあるとみたので

Modiは大通りをはなれて少し山の方の交通量が少ない道を行くことにした。

交通量が多くて路肩が狭い山地幹線道路より、1車線で交通量が少ないがきつい坂のある
山岳道路の方が走りやすいし、いざというときに押しやすいのだ。







走っていくとどんどん山が近づいてくる

いつの間にか深い谷の中(動画では分からないが)にいた。






周囲には点在する建物と工事現場。






どんどん道は狭くなる。








「こんなに進んで行き止まりだったら最悪だな~、でも今さら引き返せないし~」

と、不安を抱えながら走るとさらに道は山岳ろーどの気配を見せた。



 


「(写真では分からないが)目の前には山があり、そしてこの坂道・・・・ 長い坂だな」









い~や
長い坂なんてもんじゃなかった。

長さより斜度がきつく、しかもつづら折れ。











だが、ここで希望が。

ゴミ収集車が向こうから来たのである。

これはこの先に集落があると言うことではないか。

この道は行き止まりではないだろう。





登り切ると人家がぽつぽつ。


 

ニワトリも






そしてさらに上り坂は続き、ついに峠に出た。


緩い下りが僕に爽快感をあたえた。

家や神社が現れてきた。

T字路を曲がった(後から知ったのだがそこは旧甲州街道だそうだ)。

そして高速(中央自動車道)に当たった。

何もない山奥に来てしまい、少し今晩の寝床が心配になったが
時間もまだ1時半なので大丈夫だろう。


 








 



おむすび20をさけて来たここまでの道のりはかなりの山岳道路で、時間がかかってしまった。

ルートミスだ。

しかも、おむすび20に合流するにはまだ一山越えなくてはいけない




長い坂を登ぼる








登り切り平らになった。







この後は下りが続き、一気におむすび20に合流。

合流の交差点はあまりにもショボすぎた。






そしておむすび20が平らでたいして狭くない道路であることを知った。






「もっと早く合流できていれば・・・。
     わざわざエスケープして山を登ってきたのは何んだったンだ・・・・。」




むなしかった、よ、うふ。





鳥沢駅




ここのヤマザキで昼飯を買い、駅をみながら昼食タイム。

そして今晩の旅館をとった。




大月まであと二駅分だ。


がんばれ、うっほ、うっほ。









ついた大月は谷の中にある街。大月駅から、目の前にはでかい山が見えた。

外界へつながっているのは幹線道路と線路のみって感じ(オーバーかな?)。

でもダイソーもあるし、学生もたくさんいた。

横浜住みのModiには少々異様だった。









んが======しかし、


商店街を走っているとき事は起きた。




ここでちゃりのフロントホーク(前輪を挟んでるやつ)、









逝く。









後日自宅にて撮影
 


かなり根本からバリバリと折れています。

 



Modiは前にこけた。最初は車輪がはずれたのかと思った。
でもすぐに前輪がバーストした。そしてカーボン繊維が剥き出しだった。
0.5秒間、Modiは頭の中でしゃべりまくっていた。


おい、カーボンフォーク、君はそんなにもろいのか。二本ともポキッてなんだよ。かなしいぞ。受験期から計画してたこの旅、おわりですか?涙がポロリーンだよ。しかも左コントロールレバーも逝ってますよー。いやいや、冷静になれよセニョリータ。取り乱すな。通行人もいるんだぞ。百均で袋買って自転車くるんで、電車で家に帰り、直してから再出発でよかろう。ええ?違うか?しかし、確実に一週間はロスするな。おい。え、フロントホーク折れたの?







その時、近くにいたおじさんが僕に声をかけてくれた。

「大丈夫か?」


何ともホッとした。


自転車屋の場所を教えてくださったり、荷物を宿に運ぶまで家の中に他の荷物を置いておいてくださったり。

路上で混乱していた僕を救ってくださった。


優しさをありがとうございました。






宿に着き


親と連携し宅急便などに色々電話した。



結局荷物だけを近くの郵便局から送ることにした。


市川屋旅館
 


市川屋旅館
 





とにかく今日はエスケープルートをミスるわ、FF折るわで大変Badな日であった。

が、FFが折れたにもかかわらず、Modiは両肘にかすり傷ですんだ。













かなしかった











_________________________________________________________________________________________________________________________________________________



走行距離:約54km
平均速度;データなし
最高速度;データなし





 

大きな地図で見る