ソロラテンの存在について
こんにちは
日本ソロラテンダンス協会代表理事
ラテンインストラクターYOU(ユウ)です。
〜日本ソロラテン協会とは?〜
日本ソロラテン協会ではモディッシュスタイルでラテンを教えているのですが、
「モディッシュラテンとはなんだろう?」の疑問にお答えする前にまずはペアダンスについて、また日本のラテンという位置づけについてお話していきたいと思います。
ラテンと言えば
ペアダンス!?
「ラテン」と言えばすぐ思いつくのが「社交ダンス」そして「男性と女性が組んで踊るもの」「ペアダンス」だと誰もが想像しますよね?
(※サルサにについてはまた別の話になりますので今度お話したいと思います。)
そもそも「ラテンはソロで踊れるのか?」そんな疑問のある方にお答えしたいと思います。
8の字に腰を
動かすダンスとは?
腰を八の字に動かすダンスで有名なのは、フラダンスやベリーダンス、フラメンコなどがあります。
これらのダンスのひとつの特徴は、、、
ベリーダンス→ひとりで踊れます。
フラダンス→ひとりで踊れます。
フラメンコ→ひとりで踊れます。
この全てのジャンルには教室があり基礎や動きに決まり事がたくさんあります。
そしてなにはともあれ全部ひとりで踊れるのです。
ではなぜ?ラテンは一人で踊るものがないのか?
そう考えて16年、たどり着いた答えは2つ!!
↓↓↓
「一人で踊れる様に誰も考案してこなかった。」
もしくは
「考案したけれど基礎の部分で確立ができず、認知度のないまま現在にいたる。」
その結果、いまだソロラテンの教室が皆無に近い状態で存在しないのだと思います。
ソロラテンの
クラスの存在!?
もちろん、ソロで踊るラテンも存在しますが、そのほとんどがスポーツクラブなど健康を考慮したエクササイズとして定着しています。
現在スポーツクラブではラテンを取り入れたダンスが数多く存在します。
”ズンバ”や”バイラバイラ”、”ビックダンス”、”メガダンス”またエアロの延長上にある”ラテンエアロ”などがありますが、そのほとんどが
「ラテン音楽を使い健康のため振り付けを楽しむクラス」
と定義づけがあるような気がします。もちろんソロで踊れますし楽しいと思うのです。
でも細かく突き詰めて行くと、
「これはなんと言うステップ?」
にほとんどの人が答えられなかったり、
「この動きをするためどこを動かせばいいの?」
の回答が先生によって違ったり。
「同じ振り付けなのに先生によって全然違う!」
という疑問も生まれます。
「体に無理なく安全に動けて上手く見えれば個性があってもいい。ラテン音楽に合わせ踊る事を楽しもう!!」こうして生まれたのがプレコリオのラテンです。
健康維持の為のダンス
それも一つの世界観だと思うのですが、これこそがプレコリオの限界だと私は思うのです。
ラテンはソロでも踊れます。しかしダンスカテゴリーにある以上「上手い人」「下手な人」とレベルもわかれてゆきます。
そこは避けられない道なのです。
ラテンを上手に
踊るために必要な事
バレエの世界が基礎をおろそかにするとターンひとつにしても全然上手く回れたり、踊れないように、「ソロラテンの世界にもソロ特有の基礎」というもを学ぶ事が必要なのです。
ではプレコリオはやらない方がいいの??
いいえ答えは
NOです!!
プレコリオには魅力的な部分もたくさんあります。
「始めての人でも入りやすいクラスの設定」
「筋力や持久力のUP」
「音楽を楽しみながら同じ意識の仲間を作れる」
結局のところ、、、
どちらを選んでもいいのです
むしろまったくダンスをやったことのない方はプレコリオの方が楽しめると思うのです。
逆に、自分の踊り方に疑問を感じたり、上手に踊りたい人は基礎を学ぶ必要があります。
ここまでをまとめると。。
(1)ラテンというとソロで踊るというよりペアダンスのイメージがある。
(2)ソロラテンは存在しないのか?というとそうでもない。
(3)1人で踊れるラテンクラスは存在しているがそのほとんどがスポーツクラブの中のプレコリオである。
(4)クラブ内のクラスは専門的にラテンの動きを基礎から指導しているのか?というとそこまで達しているクラスは無いに等しい。
以上が「日本におけるラテンダンスの位置づけ」だと思います。
「自己流でラテンを踊るもよし」
「しっかり基礎を学ぶもよし。」
もし、ラテンの基礎に興味がありましたら、スタジオまで習いに来てくださいね。
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