MODIQUE株式会社の中谷真規です。
今回は事業内容の一つでもある『マーケティング』について書かせていただきます。
モノが余る供給過剰の日本において、
中途半端な商品やサービスでは売り上げは伸びません。
どの企業も売れる商品やサービスを作り上げるために四苦八苦ニーズを模索しているのが現状です。
『お客さまが欲しいというものを見つけ』『それを作り出し』『知らせ』『提供する』という一連の流れの
一番初めに行う作業ががマーケティングなのです。
『マーケティング』というと
『販売や営業』、あるいは『市場調査』などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
しかし、
その本質は、お客さまが望む商品やサービスを見つけ出し、
そのニーズを元に、売れるモノや売れるサービスを生み出していくことにあります。
更に、すでに提供した商品やサービスに
お客さまがどれだけ納得され、
満足されたかを知り、
商品やサービスの改良・改善や新たな商品づくりに活かすことも必要でしょう。
さて、ここで弊社が扱っている事業の一つである「アート」と関連し、
「マーケティングとアートはどのように関わるのだろうか?」を考えてみます。
”そもそも「アート」と「マーケティング」は対極にあるのではないか”
”「アーティスト」と「マーケッター」は正反対の順序でモノを扱っているのではないか”
そう考える人は少なくありません。
なぜなら、とても簡単に解釈すると、
アーティストは、自分の創りたいモノを創り、それが受け手に気に入られることを望んでいる。
その一方、上で述べたように、
マーケッターは、どういうものが受け手に気に入られるかを研究し、それに基づいてモノを創ろうとする。
確かに、両者は相容れないように感じます。
しかし、そもそも「アート」とは、作り手だけでは成り立たないもの。
そこには必ず、作品を観る側、受け取る側、それと対話する人間が不可欠なのです。
そこで作り手にも持つべき大切な意識があります。
「自分の作品を理解してくれる人だけに、届けばいい」
と自分が評価される事に対して受け身では、さらなるファンや顧客にはつながりません。
五感に訴えていくことはもちろんですが、人それぞれに感じ方や受け取り方は違うものです。
そこで、五感に伝えると同時に、
自分の作品を、日本人の共通言語でもある「日本語 (言語情報)」として可視化させてあげることが、一番適切に、相手に自分の作品を理解してもらう有効な手段なのです。
言語情報が不可視であれば、
人は100%の評価をしにくいですよね。
価値が高い理由をしっかりと可視化して伝えなければいけません。
その人にとっての価値を言語情報としても生み出さなければいけません。
つまり、
作品をできるだけたくさんの人に届くように、受け手の好むラッピングをし、リボンをかける。
そして、作品と受け手の間に正当な取引を生み出していく。
これが作り手と受け手の双方に利益を生み、作品をアートのステージへ持ち込むために必要な
「マーケティング」なのではないかと、私は考えます。
いかなる作品も、考えも、それに気づいてくれる人が必要で、
そのためにはできるだけたくさんの人もとへ届けていく『魅せ方』が
現代アートにおける、マーケティングの位置付けだと私は考えます。
MODIQUE株式会社 最高運営責任者 中谷真規
