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マイペースなワーママ、動きます

2boysママ。今までは他人軸で生きてきた。在りたい自分へ変わっていく過程を記録するための内向きなブログ。

Daigoさんの「超客観力」


客観力とは、思い込みや感情に流されず、冷静に物事を見る力。
この本では、自分自身を適切に見極め、自分に合った行動や選択をすることで満足度の高い人生にするための大事なスキルのことを言っている。


ただ、人には主観的なバイアスが標準装備されている。例えば、自分はある分野では平均より上に位置している、自分は大丈夫だろう、などと自分を高く見積もることなどだ。
そのため意識したり、定期的にメンテナンスしたりしないと客観力は低下しやすい。

そもそも、自分自身を見極めるとは?

自分とはどういう人間か。

どのような価値観をもっているか。


これらを自分で明確に把握し、これにそった行動や判断ができる人ほど、人生の満足度が高く、不安やトラブルにも強い傾向がある。


客観力を向上させるために磨くのが「自己省察」と「知的謙遜」スキルだ。

自己省察は自分の本質を見極めるための質問に答えたり、感情の記録を取ってその感情の原因と対策を知ったりすることで、自分を見つめる。ネガティブなことも含めて思い出したり、掘り下げたりもするので、ネガティブな自分を否定せずセルフコンパッションで受け入れることも必要。

知的謙遜は、自分の知る範囲を的確に把握すること。逆を言うと自分の知らないことを明確にすること。
ネット社会である現代は、ネット検索すれば答えがすぐ見つかるため、自分の知識を過大評価しやすい。

自分の知る範囲を適切に把握することで、ミスや失敗を他人のせいにせず、自分の失敗から学び改善することができる。


客観力を妨げるものに「反芻思考」がある。不安事、失敗した事などを脳裏に思い浮かぶままに延々と思考し続けてしまうことだ。これはうつの原因にもなりやすいと言われている。
反芻思考は、「何時何分から〇〇について悩もう」と、悩む時間を予め決めておき、その時間以外は悩まないことで避けられる。冷静な自己コントロールと言える。


客観力というスキルを身につけることで得られるメリットは大きい。

本書には客観力を身につける細かいテクニックもたくさん載っていたが、私は自分の価値観を正確に把握しそれに沿って生きることを大事にしたいと思った。