実働だったが少しクランクから異音
その後不動に。
オーナーからインジェクターの不良じゃないか?って言われていたので確認する。
で、インジェクターのコネクター折れてた。
アソコ弱いです。新品に交換でとりあえずエンジン始動。やはりクランクから少し音が出てます。預かってるエンジンは腰下大丈夫なようなのでそちらに載せ替え。

サクサク外す。

キーの製作も頼まれていたのでスロットルボティを外して清掃した後に解析。
元々のキーは作られたキーでしたがマスターキーと判明。ie系はマスターキー差し込むと初期点滅後に鍵の登録本数分素早く点滅します。
2回点滅したのでスロットルボティにはマスターとスペア各1本、合計2台分データが入ってるね。
後2本キーを切ってマスター1本、スペア2本としよう。


プーリーは横綱。完成後に乗ってみたがなかなか良かった。センタースプリングが短めで太く硬い。感覚的にはマロッシ白より硬め。

結構写真は割愛(笑)実は預かりエンジンの問診が甘くオーナーがある程度組み付けしてくれていましたが載せ替えるエンジンの状態をしっかり聞いていなかったのでエンジンに少し水が回ってしまった。原因はポンプシール破損とシリンダースタッドoリングなどの状態を確認していなかった自分のミス。結果3回エンジンを降ろすことに。

GTSの燃料タンクは燃料ポンプインタンク仕様の為タンク形状がキャブGTとは異なる。一応ギリギリ持ち上げればポンプカバーは外せた。でも色々やりづらいしシリンダースタッドoリング替えなきゃならんからやっぱり降ろすか。

で、3回目のエンジン降ろしの後、しっかり開けることにする。

ポンプカバーのせいかoリングのせいかはわからなかったが交換して水は回らなくなりました。預かりエンジンについていたポンプカバーも含めて2個ともドレン穴が汚れで塞がっている。コレが致命的な水侵入発見を遅らせる原因。
貫通確認がしづらいドレン穴。
針金を入れても到達が見えない。
パーツクリーナーを吹いてもベアリングもオイルシール、メカニカルシールがいるのでわからず(笑)
このあとオイル交換2回、ecmリセット、フォースマスター再登録して完調となりました。
少し乗り込んで燃調やります。