日常使いで不具合を洗い出し、完調させてから300載せの予定なST君

通勤で使いながら調整してます。

快調でしたがある日エンジン異音。

5万五千キロのエンジンでオイルの減りも確認出来ているので一旦降ろすことに。

持ち合わせしてるエンジンが125腰下210のみ。どうしようか。300載せるか?もう少し200で様子見たいのが本音。通勤車体が無くなるのが困るも事実。丁度別のお客様から連絡が来て「エンジンたくさんあるからあげる」って連絡。しかも持ってきてくれる!神は居るのか!?見てくれているのか?しかも載せ替え前日に入庫できる模様。嬉しいです。

で、金曜日夜にブツがくる。



で、届く。普通な200が2基、125腰下が3基。ヘッドもインジェクションが使いまわせるので全部作りこんでおこう。雨が降らない日に。
良さげな200エンジンを点検しつつ搭載する。
よく見ると訳ありエンジンだったせいか
色々不具合見つける。
まずはタイミングチェーン。テンショナーが効いてる状態で指で摘むもカムスプロケット浮く。コレは伸びている証拠。このままだとガチャガチャうるさいエンジンなんだよねぇ。タペット音はカチカチ。ガチャガチャうるさいのはカムチェーンを疑って下さいね。で、替える。

初期200リーダーなのでアルミシリンダー。テンショナーも現行より長い。駆動側オイルシールもネジ止めなので楽チンで再利用しやすい。
でもカムチェーン交換はオイルパン、オイルポンプチェーン外さないとならなくてね(笑)
ガスケット切らないように。カムチェーン上側ガイドを外し、クランク軸側にチェーンを落とせば外れます。写真は後日載せますが指に掛けて長さを見ると長さの違いに(笑)です。意外に伸びるわけで。
交換して組み上げたついでにクォーサーカムを入れて。バルブクリアランスを調整。エンジン掛けてみて静かなのを確認しました。
次にセカンダリーのシャフトのガタ。
コレはベアリングなのでギアカバー開けて交換です。

本来ならオイルシール抜いて叩きだしても良いのですがオイルシールが見当たらないのでプーラー抜き、ヒートガン辞めて打ち込みです。
ガタは無くなり快適。もう1つガラカラ鳴る要因がベルトガイドの滑車。外して捨てました(笑)
セカンダリーもアルミがあるので組んでみたのですが鉄セカンダリーと微妙に?違うせいかケースカバーを付けてセカンダリー貫通シャフトに19mmナットを締め込むと渋いホイール周りに。鉄に戻したらスムーズでした。いままでこんなことなかったのに。
とりあえず試乗して良い感じです。
プーリーはjcostaからマロッシへ。
意外にリーダーエンジンにはjcostaが合うなと実感。クォーサーにjcostaはベルトとオイルパンの干渉があるので薦めません。オイル漏れ率大です。
後日談ですが
おろした200を見てみたらプーリーナットが外れていた。これが原因ぽいな。5万キロオーバーのエンジン。実は死んでない説。
小汚いので洗ってからタイフーンに載せて検証予定。またゴミ屋敷になりつつある。