偶然、
駅の改札で会った、昔の彼女。
「あ!おう!ひさしぶりぃ!」
どれくらいぶりだろう?
もう10年はたったろうか?
強烈に惹かれあい、即座に恋に落ちた。
猛烈に見つめあい、激烈に愛をぶつけあった二人だった。
「元気でやってた?なんかさらにキレイになったんじゃない(笑)?整形でもした(笑)?」
久々に会っても、あの日のボクらにすぐ戻れる。
年月のブランクなどものともせず、
会話は軽やかに、さわやかに、
口からリズムを刻んでいく。
「おいおい~なにぃ~^^俺のこと、無視してぇ~^^あれ?あっ!コラ!胸元あけちゃってえ!ダメでしょ!そんな道行く男の操をもてあそんじゃあ!あれれれれ?!ダメよぉ~もう~ミニスカートなんかはいちゃってぇ~この寒いのにぃ~‘あんよ’が凍えちゃうよぉ~!」
「警察呼びますよぉ!」
一瞬静まり返った駅構内。
「あっ・・・・ち、ちがう・・・・・・!」
まったくの別人でした。