アイ☆アム☆ダイエット紳士                   ~無礼なほど太りすぎたボーカル~ -23ページ目

アイ☆アム☆ダイエット紳士                   ~無礼なほど太りすぎたボーカル~

下北沢で、ネットで、‘話題騒然’予定。そして一般レベルで、‘鬼ブレイク’予定。・・・・・のバンド『モダンレコード』。そのヴォーカル、過度に素敵な男“コウ”がさらけだすドキュメンタリー・ブログへようこそ!

 結局、今年、


 頂いたバレンタインのチョコレートは、


 ‘ゼロ’であった。


 本命チョコをもらえなかった、という意味ではない。(本命チョコを、当日、突然にもらっている男など、自分の周りではほとんど見たことないが・・・・)


 義理も本命もすべて合わせて、


 ‘ゼロ’。


 パーフェクトにもらえなかった、ということである。


 それにしても、イヤなのは、


 自分のバレンタインへの「執着」だ。


 こんなにも自分が、


 このイベントにこだわりを持っているとは思わなかった。


 

 友人から電話で、


 冗談まじりに「何個もらった?」と聞かれた。


 が、


 「どうせなしだろ?」


 という発言に腹をたて、


 思わず、


 「うーん・・・・‘義理’は‘ゼロ’かな・・・・」、


 と含みを持たせたセリフを吐いてしまった。


 当然、友人は、


 「えええええっ!?」と驚愕し、


 俺に詰問してきた。


    

    友人「てことは・・・・・本命はもらっってことかよ!なあ!おい!本命もらったのかよぉ?!」


 素敵なコウ「フッ・・・・まあ、いいじゃない。」


    友人「いや、ウソだろ?義理チョコ、いくつかもらっただけだろ?」


 素敵なコウ「まぁ、バレンタインなんてさ・・・‘告白ゲーム’みたいなもんだから・・・じゃっ、」


 

 そう言い放ち、俺は電話を置いたのである。


 別に貰っていないなら、


 いつもふざけあっている時のようなノリで、


 「ZEROだよ!ZERO!」で何にも問題なかったはずだ。


 なのに、


 スカイツリー級の見栄をはってしまった。


 しかも、


 帰宅途中、


 家が近いその友人に遭遇してしまう可能性があるからと、


 俺は、わざわざ、


 手作りっぽく見えそうなチョコレートを購入したのである。


 万が一、彼に会ってしまったら、


 「フッ・・・これ?ああ、手作りみたいよ?まあ、知らないけどさ」


 そんな、余裕に満ちたセリフを吐く予定だった。


 

 「なんて俺は気持ち悪い野郎なんだ!」


 自己嫌悪にかられながら、


 ひとり部屋で食べた、その手作り風の市販チョコレートは、


 絶品だった。