自転車の防犯登録 その② | 自転車屋 きんちゃんのブログ

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まいど、自転車屋 きんちゃんですぇUFO


最近、日が落ちるのが少し早くなり、ちょびっと涼しくなったような気がします。


でもメタボなので、まだまだ汗がダラダラ出てくる季節です。 あまりにも汗だくで、チャリ乗りながら信号待ちでうなだれてたら、通りすがりのおばちゃんに 「あんた大丈夫?」 と声を掛けられました(笑)


熱中症で倒れかけてるように見えたそうです。  なんか、とりあえず、すいません(笑)




今回は自転車の譲渡について。


「いらん自転車あるからやるわ」 ってな感じで、自転車を貰ったことのある方も多々いらっしゃると思いますが、前の持ち主が防犯登録をしていた場合、いろいろと問題があります。


あ、大阪は防犯登録が義務で、されていること前提の話です。


「自転車もらった。ラッキー」そのまま乗り始めるでしょうが、前も持ち主の個人情報で防犯登録されている車体ですので、他人の自転車を乗り回してることになります。


故に、事故した時・警察に職質された時など、まず自転車の車体番号を調べられるので、その時、防犯登録の個人情報と乗車していた人が違う場合、盗難車検索された上で根掘り葉掘り聞かれます。


言ってることが曖昧な場合など、最悪、交番に連れて行かれます。 そして前の持ち主に連絡確認されるという迷惑がかかります。


事故して乗車していた人が意識不明な時は、乗っていた自転車の個人情報で誰かを特定しますので、ややこしい話になります。


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まず、自転車を譲渡されたら、防犯登録の変更が必要になります。その自転車が登録されていない場合は新たに防犯登録しないといけません。


登録の変更・新規登録の際に必要なものが、


①販売証明書・譲渡証明書

  盗難車を持ってきて何食わぬ顔で 「これ登録して」 という馬鹿野郎がいるのでそれの確認。

 

 前の持ち主の防犯登録の抹消書類を書く際に、その方の登録情報がいるので、販売防犯登録の控えを一緒にもらうか、紛失している場合、譲渡証明書を書いてもらって登録情報も書いといてもらうといいでしょう。

 

 なぜ前の持ち主の登録を抹消しないといけないかというと、登録する際に車体番号を書きます。車体番号は一台につき一つしかないので、前の登録を抹消しないと一つの車体番号で二人が登録することになるので、二重登録となり警察に申請しても受け付けてくれません。


②自転車本体

 車体番号の確認と登録シールを貼らないといけないので必要。


③身分証明書

 新しい防犯登録に書かれた個人情報が正しいかの確認もありますが、防犯上の意味で身分証明書を確認します。


 まず、身分証明書の提示を求めて、何もやましいことがなければ何の問題もなく確認させて頂けるので、やたら提示拒まれる方は登録をお断りする場合があります。


 以前、当店で販売した車体を元・持ち主でも新たな所有者でもない人が 「知り合いの自転車を代理で登録しに来た」 とかで譲渡書持参して来られたのですが、調べるみると、元の持ち主の登録内容とも微妙に違うし、「電話して確認するので、お客様の身分証か何か確認させて頂いてよろしいですか?」 と聞いても頑として応じない。


 結局、かなり怪しいので断りました。


「俺の事、信用できひんのか!」 とわめかれたので 「信用できないんですよ」 とはっきり言ってしまいました。(笑)


当店が厳しいのかどうかはわかりませんが、一応、個人情報の変更したり、抹消したりするので厳しくならざる得ないですな。




最近、お蔵入りしていたロードレーサーを引っ張り出してみました。


たぶん、オーバーホールしないといけないです。    メタボ・チャリダーきんちゃんでした。