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化粧品開発者のひとりごと

many things about skincare

昨年末のネスノ クリスマスパーティーで、
僕もスキンケアアドバイスコーナーを担当し、
20名ほどの方々のお肌のカウンセリングをさせていただきました。

スキンケアアドバイスコーナーにはネスノの愛用者というより、
facebookなどでネスノに興味を持たれた方が多くいらっしゃって、
いろいろなお悩みを聞かせていただきました。

季節柄もあってか、その中でダントツに多かったお悩みは「乾燥」でした。
しかも、「手厚く保湿しているのにも関わらず乾燥する」ということ。

その様なお悩みの方の肌水分量を測ってみると、
通常30~40%という数値であるべきところ10%以下という驚愕の数値。
皆さん本当に深刻な状態でした。
(ちなみにネスノを普段使ってくださっている方は30%以上でしたよ!!)

皆さま共通して勘違いしていることは、
乾燥したら、化粧水や乳液、クリームなどの保湿化粧品で、
潤いを補うと考えていることです。

でも、保湿化粧品で補った潤いはあくまで一時的なものです。
肌自体の潤いを閉じ込めるチカラを強化しなければ、
乾燥肌がよくなることなどありえません。

じゃあ、どうやって潤いを閉じ込めるチカラを強化するのか。
僕が提案したのは「洗顔の見直し」と「脱オイル」。

このブログでは繰り返しになっちゃいますけど、
もう一度、復習の意味も込めて。

肌の水分が外に逃げないように閉じ込めている、いちばんの立役者は、
肌表面の角質細胞の隙間を埋めている「細胞間脂質」という油分。
(注※皮脂とは全くの別物です)
「細胞間脂質」は人工では決して作ることのできない優れた保湿力で、
その水分を閉じ込めるチカラは食品ラップほどとも言われます。
この「細胞間脂質」を守ることこそ、乾燥肌を改善させる最重要ミッションです。


化粧品開発者のひとりごと

では、そのために。。

「洗顔方法を見直す」

その1)洗顔料は1日1回!!
クレンジング、洗顔フォーム、固形石鹸、などなど、
顔を洗うものは、必ずこの細胞間脂質の一部を壊し、
洗い流してしまいます。
そして、失われた細胞間脂質は24時間かけて修復されます。
ということは、朝も晩も洗顔料を使って洗ったら、
細胞間脂質は1日中壊れっぱなし、
潤いを閉じ込めることなんてできないのです。
朝は水かぬるま湯ですすぐだけにしましょう。

その2)クレンジングは破壊王
クレンジングの細胞間脂質を破壊するチカラはすごいんです。
むやみに使っては絶対にダメです。
カウンセリングの時も、すごくナチュラルで、
石けんだけでもじゅうぶん落とせそうなメイクなのに、
クレンジングを使っている人がいっぱいいました。
クレンジングは絶対に必要なワケではありません。
ウォータープルーフのメイキャップでなければ、
石けんだけでも落とせるものもたくさんあります。
もちろんメイクの洗い残しがあってはダメだけど、
まず、自分のメイクが本当にクレンジングが必要なのか、
きちんと見極めてください。

どうしてもクレンジングを使うなら、
シートタイプ ××
オイルタイプ ×
クリームタイプ △

「脱オイル」については、また次回。。