今回はちょっとした修理をしていきたいと思います。

 

 

 

 

直すのはこちら、化物語の八九寺真宵のフィギュア。

 

 

 

 

箱なしで購入した中古品なので詳細はわかりませんが、多分このページのものと同じ商品で、

 

タイトー製のプライズフィギュアっぽいですね。

 

 

 

 

こちらのフィギュア、台座と足をつなぐ差し込み軸が片方折れてしまっています。

 

それもあって、中古ショップでジャンク品扱いで売られていましたが、本体には目立った傷はなく、

 

差し込み軸程度なら自分で直せそうだったので購入しました。

 

 

 

 

こちら、台座にこのようなダボ穴が開いていて…

 

 

 

 

足の裏についているこのダボを差し込んで立たせているのですが、

 

 

左足のダボがこのように折れてなくなっており、片足で支えているので不安定な状態になってしまっています。

 

このフィギュア、背負っているリュックが結構重いので、

 

立たせて飾るならぜひ補修しておきたいところです。

 

 

 

 

はい、ということで材料を買ってきました。

 

ウェーブさんの4mmのプラ棒と、1mmの真鍮線ですね。

 

あと金属用のニッパーがなかったので一緒に買いました。

 

そのほか工具としては真鍮線を曲げるためのペンチ、穴をあけるためのピンバイス、

 

真鍮線を固定するための瞬間接着剤などを用意します。

 

 

 

 

早速プラ棒をダボ穴にさしてみますが…微妙にぐらつきます。

 

どうやら軸径が4mmより微妙に大きい様子。

 

 

 

 

ノギスでだいたい4mmだったので「まあ4mmやろ」と思っていましたが、微妙な誤差がありましたね。

 

百均のこのノギス、気軽に使えて便利なんだけどさすがに小数点以下は読み取れないね…。

 

 

見える箇所ではないのでマスキングテープで太らせることにします。

 

おおむねぐらつかなくなったので、今回はこれでいきます。

 

 

 

 

わずかに残っていた前のダボの出っ張りをデザインナイフで削り取り…

 

 

 

 

中心にピンバイスで1mmの穴をあけます。

 

 

台座の角度に合わせてプラ棒を切断し…

 

 

足の裏にうまくくっつくように切断面をヤスリます。

 

 

プラ棒の方にも穴をあけ…

 

 

真鍮線に通し、足の裏に差し込みます。

 

 

切断面と靴底がきれいにくっつくような角度に曲げ…

 

 

こんなかんじにできたら上出来!

 

 

あとは余分な真鍮線を切断して…

 

 

これで接続パーツは完成!

 

あとは台座に設置してみて…

 

 

位置がずれてなければオーケー。大丈夫そうね。

 

 

真鍮線を接着剤で固定し、ぐらつかない程度にマスキングテープを巻き付けたら…

 

 

 

 

完成です!

 

うまいぞ!(自画自賛クッキングパパ)

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、今回はプライズフィギュアの接続軸を修理してみました。

 

ふう…初めて…真鍮線を使っちまったぁ~…。

でも想像してたより…なんてことないな…!(ペッシ)

 

という感じで、手順を追ってやれば普通にできる作業だったので成功してよかったです。

 

これでガンプラをポキッても自分で修理できますね。

ゴリラパワーの持ち主でも安心してブンドドできます。

 

げんしけんの田中さんも大野さんのグフを真鍮線で修理していたので、これはモテスキルを手に入れたと言っても過言ではないかもしれません…!(過言)

 

 

 

田中さんだって…真鍮線でグフを直して彼女を作ったんだ…!俺だって…!!(げんしけんを読んで漫研に入るジーン)

 

 

ジーンは無茶なやつだなあ。

 

ではまた。

 

2024.6.18