さて、まわるん大海はどうなんでしょうか?
まずは内容から。
■スペック
大当り確率 1/348.6 (1/34.8)
賞球数 3&2&10&12
8カウント、15ラウンドor2ラウンド
確変割合 60%(2R含む)
確変タイプ 次回まで
時短 全ての大当り終了後100回
大当り内訳
40% 15R通常 出玉約1,330
10% 2R確変 出玉無し
50% 15R確変 出玉約1,330
平均大当り回数 3.33回
TY 3,980
玉単価 1.50円弱(沖縄3は1.60円弱)
■価格詳細
・新台価格:399,000円
・ベニヤ価格:349,000円
通常値引:▲2,000円
下取:▲10,000円
BOX導入値引:
1BOX▲10,000円
2BOX▲20,000円
販売台数は10万台と聞いておりますが、
噂によると15万台は売りたいとか…。
先見せ評価がどうやら高いようです。
ポイントは、通常時の電チュー入賞頻度を変えており、
1分間で平均2回分拾います。
BA90時の等価分岐が7.20とのことです。
へそ5.2+電チュー2.0=S7.20
T1Oは沖縄3と同程度の約250。早い方です。
ゲージが明らかに寄るように作られております。
T1Yは1,330、計算上余入賞が多くなりますね。
削ることは可能だと思います。
出玉が15Rのみとなっているところは評価できます。
等価のお店であれば当たれば約5,000円あるので計算し易いですね。
海ミドルの等価分岐Sって大体平均して5.80くらいなので、
千円スタートは、
250÷(100-(5.80×3+1.0))×5.80=17.76回
まわるんは、
250÷(100-((5.20×3+2.00×2)+1.0))×7.20=22.67回
共に分岐時、約5回の差があるという計算です。
初当りまでの平均投資金額が、
沖縄3 20,490円
まわるん 15,370円
5,120円分減となります。
沖縄3のTYは5,100ですので、まわるんとの差は1,120。
TYは減っていますが、その分以上に投資金額は抑えられております。
海ユーザーの声でもっと回して欲しいというのが多いのも事実だと思います。
こういうタイプに海でチャレンジした姿勢は良いと思います。
TYの高い他の海と同じ島に入れるのも何か違うと思いますので、
スロット予算をこちらに割いてみても良いと思います。
しかし過度の期待は禁物でしょう。
懸念材料はやはり平均TY=T1Yと継続回数の低さです。
デラ海はTY5,070の方が37週貢献し、
4,440の方は19週で終了してしまったという結果があります。
何より海ってバランスなんだと思います。
沖縄3や大海2は色んな数値のバランスが良かったからの結果なんだと思います。
今回変革にチャレンジしたということは、裏を返せばそのバランスを崩したということでもあります。
果たして新しくとったバランスがユーザーにとって良いか悪いか。
こういう時三洋が成功するイメージが薄いのは過去のチャレンジ失敗のせいか…。