先日のROOMS 33では本当に面白いブランドが多く揃っていました。
毎回ROOMSに行く楽しみは、やはり「手作り」をする作家さんとの出会い。今回も複数の作家さんとお話しさせていただきましたので、ご紹介したいと思います。
多くの作家さんのブースが立ち並ぶ中、目に止まったのがtamao(タマオ)という刺繍のアクセサリーや雑貨のブランドでした。
tamaoは沼田真央さんが非現実的な小説の世界や、行ったことのない外国の写真集などから作り上げられています。長靴を履いた猫や人魚姫、オズの魔法使いのキャラクターなどもあれば、曲ったタバコや新聞、シャネルのNo.5の香水ボトルなどおしゃれな日常品のモチーフもあります。
プリントと手刺繍を組み合わせて、立体的な作品になっています。
モチーフとなるイラストは全てデザイナーさんのオリジナルなので、オズの魔法使いのライオンもどこか映画で見たライオンよりもユーモアがあります。一点一点刺繍工房の職人と共にデザイナー自らハンドメイドで製作されています。
こちらのプロレスモチーフにはスパンコールやビーズなども使用させています。以上のパンツが銀糸を縦につかってフリンジっぽく表現をしていて、細かいディテールになっています。
携帯ケースのモチーフもかなり立体的になって重厚感があり、また手作り感が彼女のイラストの雰囲気にとてもあっていて、どこか温かみのあるデザインです。
何よりもすごいのが、革商品にも刺繍がされていました。革に手刺繍なんて、想像しただけでも手に穴があきそうになるくらい大変な作業です。何より一度穴をあけてしまったら生地と違い跡が残ってしまうので、失敗ができません。よっぽど的確な技術がないと難しい作業なのにもかかわらず、そんなことを感じさせないのがtamaoの作るファンタジックな世界なのかもしれません。
近い将来、ディズニーのキャラクターをモチーフにした作品の発売もあるみたいです!残念ながらまだ写真を公開できませんが、実際の商品を拝見して、ディズニー好きにはたまらない商品が数多くありました。
tamaoの世界観ととてもうまくマッチしていて、発売したら是非私も一つ購入しようと思います。
では、最後までお読みいただきありがとうございます!




