Messager Diaries -2ページ目

Messager Diaries

面白いクリエーターとか職人とか本とか映画とか食とか気になることをとにかく書く!

久々のブログになります。

 

9月末より2週間、ずっとパリでお仕事をさせていただいており、ブログを書く暇もなく... ですが、せっかく見つけた海外のブランド、是非ともご紹介したく、久々ではありますが、ご紹介させていただきます。

 

まずはパリのファッションウィークで開催される合同展示会、TRANOIにて出会ったブランドになります。日本の大阪の会社が代理店をしているみたいなのですが、まだまだ東京でも知られていないブランドになります。イギリスで産まれた老舗のブランドになります。

 

NIGEL PRESTON & KNIGHT(ナイジェル プレストン アンド ナイト)

 

日本の展示会でゆっくり商品を見たいと思っていますので、今回はざっくりご紹介したいと思います。

 

NIGEL PRESTON & KNIGHTはイギリス生まれのナイジェル・プレストンとブレンダ・ナイトによる手がけられたレザーブランドになります。ナイジェルは60年代にThe WhoやStonesなどとともにロックバンドのメンバーとしてミュージシャンとして活躍してました。かっこいいステージ衣装を必要としていたナイジェルは自身で衣装を作り、それが同期のThe Who、The Stones, Queenなどの目に止まり、ミュージシャンの道ではなくデザイナーの道を進むことになったそうです。また、パートナーのブレンダはファッションショーのスタイリスト兼PR担当としてキャリアを積んできました。

 

ナイジェルが他界した際にはイギリスの新聞紙に取り上げられ、デザイナーとして経緯を称えられたそうです。

 

拝見させていただいたコレクションはレザー商品はもちろんですが、私にはワンピースがとても印象的でした。インディゴの染めや刺繍、ビーズワークの手作業感がたまらなく魅力的でした。

 

 

ヴィンテージのディテールやミリタリーテイストを取り入れ、独創的で、メンズライクなのに可愛らしいコレクションになっています。そこにスタイリングで合わせる軽くて柔らかいシープレザーとの相性はいままでのレザーウエアとは一線を規するクリエーションになります。

男性が作るレディースはどこかメンズっぽすぎたり、逆に甘すぎたりで、ちょうど良い柔らかさと力強さのブレンドをあまり見ることがありませんが、NIGEL PRESTON & KNIGHTはほどよいケミストリーを作っています。

 

近いうちに日本展にお邪魔しようと思っていますので、もう少し詳しいブログを書きたいと思います。

 

本日は取り急ぎご紹介までに...

 

 

失礼いたします!