はるか彼方に人影が見えます。
あんなところに登れるのか??
いくら忙しくて頻度は落ちても、パーソナルトレーナーという仕事柄、自分のトレーニングは欠かさないですし、サーフィンもやっているので、登れる体力はあります。
私にとっての問題は、高所という点!高いところが怖い??

途中、下を見ると・・・

ずいぶん、高いところまで来たものです。
教授は、早々に退散の模様・・・
途中、道の狭いところがあります。

また、下を覗くと・・・
わおーっ、さらに・・

ここ北京では、学内にカフェがあるわけでもなく、町にもスタバとかいっぱいあるかと思っていましたが、なかなか、コーヒー飲む機会がありませんでした。コーヒー好きな私としては、コーヒーでホット一息する時間が欲しかったところです。
途中、こんな看板にそそられて・・

先頭で飛ばして登ってきた、私とMさんは、みんな当分来ないよということで、コーヒーショップに入ることに。
コーヒーショップといっても、途中の建物内のお土産屋の一角にテーブルがあるだけ。
でも、美味しかった~。
さあ、もう少しです!

終点からの景色です。

ここから見ると、反対方向へは、もっと、もっと、もっと長い道があるようです。
全長8000キロですから。
聞くところによると、反対方向は、整備されていなく、観光に不向きで、まともに歩けないとか。
帰りは帰りで、また違う意味で大変。
ここで、パーソナルトレーナーとして一言。
ボディメイク的にいえば、下り坂は、心臓的には楽ですが、速筋が使われる割合多くなり、基礎代謝を上げ体脂肪減するボディメイクには向いている動きの運動の種類となります。
一方、登りは、「物体×移動距離×重力抵抗のベクトル」で考えると、エネルギー消費は、下りよりは、多くなるといえるでしょう。でも、基礎代謝が上がるタイプの運動ではない。つまり、体脂肪を落とす身体にするための運動としては、効率が良いとはいえない。
ここにも、つらいと感じる運動が、必ずしも、基礎代謝UPして燃焼ボディになるとは限らないという、スポーツとしての運動が、ボディメイク的には効果が薄いという運動ならないことが往々にして起こりうるという現象を見ることができるといえるのかもしれません。
まあ、メカニカルなことはどうでもいいとして・・・
もうすぐ、スタート地点です。

万里の長城には、色々な国の人が来ていました。
久しぶりに、欧米人を見た感じ。

こんなところ登れるのかと思っても、結局はできる。
日本での大学でのカリキュラム中では北京へ来れるのか。回りの方が優秀なだけに、凡人の私がいくら努力しても、正直、来れるか来れないかは、微妙だと感じていました。
この万里の長城にしろ、
日本での北京への道のりにしろ、
ビッグウェーブでのサーフィンにしろ・・・
頑張って、途中はどうなるかと思う瞬間があっても、終わってみれば何てことない・・
人間、慣れの動物なのでしょうか。
まあ、頑張ってよかった。