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第 37 回モスクワ国際映画祭でコンペティション部門に出品され、最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を受賞した『きみはいい子』の初日舞台挨拶を、6月27日にテアトル新宿で開催。呉美保監督、高良健吾、尾野真千子、喜多道枝、加部亜門、三宅希空が登壇し、受賞の喜びを語った。

【写真を見る】尾野真千子はシックなワンピースで登壇

出産後、初めて舞台挨拶に登壇した呉監督は「受賞もうれしかったのですが、みなさんが興奮して『世界のいろんな人たちに観てほしいと思うわ』と言ってくれて、この映画をもってきて良かったと思いました」と言って涙ぐんだ。



主演の高良も「何か、心を通わせれば人に伝わるし、届くと思ってきて、やっぱりそれで良かったんだと思いました。個人の賞じゃなくて、映画が賞をもらえたことがうれしいし、本当に幸せです」と感激しきりだ。



尾野は「美容院にいて、思わずガッツボーイズをしてしまいまして、他のお客さんに迷惑をかけてしまいました」と言って、会場の笑いを誘った。



様々な悩みや問題を抱えて生きる人々が、人と人とのつながりに光を見いだしていく様を描く『きみはいい子』。物語の内容にちなみ、誰を抱きしめたいか?と質問されたゲスト陣。



5月29日に第一子となる男子を出産した呉監督は「6月23日からロシアに立ってますので、私の姉が子どもを三重に連れ去ってくれて。また、抱き上げて、おっぱいを飲ませ、おむつを替えてという日々に戻るのかなと思います」と、母親の一面を披露。



高良は「呉美保監督です」と語り、舞台上で呉監督をハグ。呉監督は照れながら「すみません!ファンの方々」と恐縮した。【取材・文/山崎伸子】







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 近年、アダルトグッズ市場がまれに見る成長を遂げている。業界関係者や専門家によると、これには「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」現象が一役買っているようだ。「大人のおもちゃ」ビジネスがさらなるブームに発展することも予想される。



 「フィフティ・シェイズ」を紹介するのに多くの言葉は必要ない。裕福なビジネスマンと女子大生がみだらな関係を持つ様子が描写された原作シリーズは、世界で1億2500万部以上を売り上げた。これをユニバーサル・ピクチャーズとフォーカス・フィーチャーズが映画化して今年2月に公開されると一大センセーションを巻き起こし、興行収入は現時点で5億6900万ドル(約700億円)に上っている。



 注目に値するのは、「フィフティ・シェイズ」がアダルトグッズ業界を著しく変化させたことだ。これまでアダルトグッズ業界と言えば、たいていはポルノと関連づけられるか(多くのポルノ映画スターは自分の好みのグッズを持っている)、一般家庭には出入りしそうにない闇商人を連想させてきた。



 業界関係者らによると、ゆがんだ性癖が強調されているにもかかわらず(あるいは、それが理由で)「フィフティ・シェイズ」は大成功を収めた。このため、アダルトグッズがより受け入れられるようになったという。調査会社スタティスティック・ブレインによると、アダルトグッズの世界売上高は2014年に150億ドル。専門家の一部からは、2020年には520億ドルに急成長するとの見方も出ている。



 実際、アダルトグッズ店の中には需要に供給が追いつかないところもある。アダルトグッズのオンライン販売店の創設者、リーサ・ロウレス氏は「今年は最高の年だ」と話す。同氏は他の同業者と口をそろえ、「フィフティ・シェイズ」が起爆剤になったと述べる一方、製品に有害物質を使わないなど業界が洗練されたことも追い風になっていると指摘した。



 一方、別のオンライン販売店の創設者、ステイシー・ライブチン氏は、それでも業界には数多くの問題が残っていると指摘する。「フィフティ・シェイズ」はアダルトグッズ市場の正当性を後押ししたが、銀行や保険会社など「表舞台の事業者」は明白な理由を申し立ててライブチン氏のような企業と関わりを持ちたがらないという。



原文(英語):‘Fifty Shades’ of green: Sex toys are now a $15 billion industry





By Charles Passy