作例は突撃機動軍所属 資源採掘地帯オデッサ基地司令、マ・クベ大佐の専用機として製作しました。
機体各所に装飾が施された儀仗用のカスタム機ですが、マ・クベ大佐自身はこの機体に乗らなかったのではないかともいわれています。
使用キット:MG 1/100 MS-07B グフ Ver2.0
頭部はグフVer.2.0キットのものにエポキシパテをおおまかに盛り、120番前後の目の粗いサンドペーパーで形出しをした後、目の細かいペーパーで仕上げています。
頭頂部のスピアヘッド状の装飾は、MGギャンのものを移植しました。
(下画像クリックで楽天内ショップに移動、 左側サイドバーの「エンボスステッカー」から商品が見られます)
エンボスステッカーは「No.1885」「No.1804」「No.2189」などを中心に貼りました。
ドズル専用ザクの記事でも書きましたが、このステッカーは粘着力、追従性共に申し分無く、複雑な曲面でも一度貼れば剥がれてくることはほとんどありません。
もともとはトールペイントが主な使用目的のようですが、こうして模型に使ったり、携帯電話やゲーム機などのデコレーションに使用しても面白いと思います。
ところで、2014年6月にバンダイホビーサイト専売で販売されるドズル専用ザクも、エングレービングはステッカーで再現する模様。
専用ページにはマ・クベ専用グフの後姿も見られることから、そちらもきっと商品化されるのでしょう。
どちらの配色で塗装するか非常に迷いましたが、よりメジャーなライトブルーの方を選択しました。
メインのライトブルーはクレオスMr.カラー「C117 RLM76 ライトブルー」をメインに調色して塗装、濃いブルーの部分は「C328 ブルーFS15050」をそのまま使用しています。
これまでの記事でも何度も言っていますが、金属塗装を美しく仕上げるため、Mr.カラー「GX2 ウィノーブラック」を一度薄く塗装した後、今度は塗料が滴る寸前まで厚吹きします。
すると、塗料が表面張力で全体に満遍なく広がり、均一な塗膜が形成されます。
その後、しっかり乾燥を待って、メタリックカラーを塗装します。
今回は赤みの無い上品な金色にしたかったため、Mr.カラー スーパーメタリック「SM02 スーパーゴールド」を使用。
ひざ下の赤い部分はその上からクリアレッドで塗装しました。
(上の写真、撮影時には気付きませんでしたが動力パイプがバックパックから外れてしまっています。お恥ずかしい!)
同様に、角もきちんと中心に配置できていないのが見て取れます。
こういった大切な箇所で、詰めの甘さが露呈してしまうのはよくないですね。反省です。
儀杖用ということで、コーションレターなどの無粋なマーキングは控え目にしてあります。
設定画にある赤ラインと三角形のマーキングのみ、デカールで再現しました。
ヒートソードはほんのりグラデーションに見えるよう、クレオスのMr.カラー「C173 蛍光オレンジ」で塗装してあります。
シールドも、先述のエンボスステッカーを存分に使用してデコレーションしてあります。
中央の赤い紋様は、同じエンボスステッカーをクリアレッドで塗装したものを貼りました。
余談ですが、まとめて購入したエンボスステッカーの在庫がまだまだたくさん残っているので、いつかドズル専用リックドムやマ・クベ専用ギャンでもつくってみようかなと考えています。
以上、「MS-07B グフ マ・クベ大佐専用機」でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!