完成品 MS-06R-1A ザクII オルテガ中尉専用機 | Modelers Survey Service

Modelers Survey Service

MG(マスターグレード)を中心に、ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)の製作過程や完成品などを紹介します。模型の作例はジオン軍のMS、中でも一年戦争時のエースパイロットの専用機やMSV関連の機体が大半を占めます。1/100の旧キットとのミキシングもやってます。

MS-06R-1Aは、R-1(初期量産型)の問題点を改良した高機動型のザクIIです。
作例は突撃機動軍第7師団第1MS大隊司令部付特務小隊、通称「黒い三連星」のメンバー、オルテガ中尉の専用機として製作しました。

使用キット1:MG 1/100 MS-06R-1A 高機動型ザク 黒い三連星仕様 Ver.2.0
使用キット2:PG 1/60 MS-06F 量産型ザクII


製作方法、カラーリングとも、前回、前々回で紹介させていただいたガイア大尉専用機、マッシュ中尉専用機と同じです。

ガイア機では指揮官仕様だった頭部が、マッシュ機同様にブレードアンテナの無い一般機仕様になっており、機体番号、武装が異なっています。




アニメでも、組んだ両手による打ち下ろし攻撃、通称「オルテガハンマー」によりミデアを撃破するシーンなどもあってか、オルテガ中尉には白兵戦や近接戦闘が似合います。

そのイメージを反映してか、多くのゲームでも格闘の能力値が高く設定されています。
そんなオルテガ中尉の機体には、ぜひ装備させたい武器がありました。

それは、コミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」でルウム戦役時に手にしていた、通常のヒートホークよりも巨大な、両手持ちの大型ヒートホークです。
オルテガ中尉はこの大型ヒートホークで、レビル将軍の座乗する旗艦アナンケを撃沈しました。





「対艦ヒートホーク」とでもいうべきこの武器の再現のために、PG(パーフェクトグレード)のザクと、メガサイズのザクからヒートホークを一時的に接収しました。

この2本のヒートホークと、プラ材の組み合わせをいろいろと試してみたところ、PGのヒートホークの柄部分をプラ棒で延長する方法が、一番自分のイメージに近かったので、この案を採用することにしました。


このPGザク用のヒートホークなのですが、刃の部分がクリアパーツ製です。
せっかくなので、赤熱状態を再現しようとMr.カラー「蛍光オレンジ」と「蛍光イエロー」でグラデーション塗装を施してみました。


なにかに似ていると思ったら、これはオレンジピール
私はドライフルーツが好きで、特にパイナップルとマンゴーのそれを特に好んで食べます。





しかし、よくよく見てみると、熱源であろう刃の根元の方にいくに従って色が黄色くなり、刃先の方がオレンジ色になっています。


ひょっとして、これは色が逆なのでは?
……と、思いましたが思い過ごしということにして、看過しておくことにしました。





オーバースケールな武器には、ちょっとばかりロマンを感じます。
1/144スケールだと、バンダイ公式の改造パーツ「ビルダーズパーツ」のシリーズでシステムウェポン、いわゆる「武器セット」が発売されているので、武装のアレンジが楽しめていいですね。
1/100スケールがメインの私には羨ましい限りです。




さすがに同じ仕様の機体を3回連続で紹介すると、書くことがなくなってきますね。
えーと、今回はこんなところで。


以上、「MS-06R-1A ザクII オルテガ中尉専用機」でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!