1/32 疾風の塗装作業を進めました。


排気管パーツの一部は、外装のカウリングと一体成型されています。
メタリック塗装した部分をマスキングするのは避けたいので、ここはカウリング部分を先に Mr.カラー C304 で塗りました。
その際、同じ色で塗るカウリング本体とカウルフラップにも併せて塗装しています。


次に、脚庫内のパーツや車輪のホイールなどに Mr.カラー SM204 を吹き、排気管には同じく SM209 を吹きました。


コクピット内の細かい部分は筆塗りです。
資料本にはコクピット内の写真も掲載されていますが、復元作業を経た機体なので色はアテになりません。
参考程度にとどめて、いい感じになるように塗り分けました。

連休は腰を据えて模型製作に取り組めますね。じっくり進めようと思います。


 

 

 

1/32 疾風のパーツを塗装しました。


メタリックで塗装するパーツを塗装するため、まず事前の整形をしました。
減速機とプロペラ基部のパーツは合わせ目消しを行い、排気管は開口部にピンバイスで穴を開けました。
脚庫内の金具パーツにはヒケがあり、事前に盛っておいたパテを削って平面にしました。

整形したパーツに下地として Mr.カラー GX2 ウィノーブラックを吹き、ツヤありのグロスブラックにしました。
今日のところはこのまま乾燥させ、メタリック色を塗る作業は明日以降に行います。

連休に突入したので、模型製作にたっぷり時間をかけようと思います。
 


 

ハセガワの 1/48 F-104J を製作しました。完成写真を掲載します。


きっかけは、2025 年後半にファインモールドから 1/72 F-104 の新規キットが発売されたことでした。それを受けて、模型雑誌やウェブ記事などで F-104 が取り上げられる機会が多くなり、それを見た私も「マルヨンを作りたい!」と思ったのです。
しかし私が飛行機を作る際は 1/48 がメインです。そこで、積み山の中からハセガワの 1/48 キットを引っ張り出して作り始めました。



F-104 はロッキード社が開発したジェット戦闘機であり、高速飛行のための細い胴体が特徴です。多くの派生型がありますが、そのうち航空自衛隊で運用された日本向け仕様が F-104J と呼ばれます。
「ウルトラマン」を始め多くの特撮作品にも登場していますが、特に印象深いのが 2004 年の映画「ULTRAMAN」です。劇中で主人公は少年時代に F-104J が飛ぶ姿を見て、自衛官を志すという経緯が描かれました。これは、円谷英二が大の飛行機好きで、パイロットに憧れていたことのオマージュでもあるのでしょう。
細くスマートな機体が超音速で飛ぶ姿は「銀色の流星」と称され、ウルトラマンとイメージを重ねて描かれました。



製作は機体の仮組みから開始です。胴体の左右パーツは突き出しピン跡などにバリが出ているため、これを削ってぴったり合うようにしました。次にコクピットやエンジン・脚庫などを挟むと隙間ができますが、脚庫前後の桁が干渉しているせいなので、少しずつ削って調整することで、隙間なく合うようになりました。
この段階で主翼や尾翼をつけてバランスを見ると、若干テールヘビーな模様です。翼下などに兵装パーツを追加する予定なので、そうなると後部がさらに重くなります。完成後に尻餅をつかないよう、機首に錘を入れた方が良いと判断しました。釣り用錘として販売されている鉛板を丸めて、ノーズコーンの中に入れています。



座席のパーツを組んでコクピットのバスタブに合わせてみると、座席底面の凹部に対しバスタブの凸部が若干大きいため、きちんとはまりません。双方のパーツを少しずつ削って、ぴったり収まるようにしました。
また、座席左側のスロットルレバーはバスタブ側の穴が小さくて挿せないので、ピンバイスで穴を広げてから接着しました。
コクピット周辺のパーツは、定番のクレオス C317 を吹きました。イジェクションシートのハンドルやヘッドレストなどは、筆塗りを併用して塗り分けました。
正面と左右のコンソールにはデカールを貼り、マークソフターとドライヤーを併用して凹凸に馴染ませました。



翼端につけるチップタンクやエンジンのパーツは若干の隙間ができるので、擦り合わせてぴったり合うようにしました。主脚の支柱や動翼には突き出しピン跡があるので、パテを盛って埋めました。
翼端や機体各部の灯火類は単なるモールドなのですが、オプションでクリアパーツが用意されており、自分で開口して組み込む仕様です。対応した径のピンバイスで穴を開け、クリアパーツを組み込みました。
エンジンの内側は焼鉄色と黒鉄色で塗りわけましたが、完成後はほとんど見えません。これは単にツヤ消し黒で良かったかもしれません。



キットには兵装が含まれておらず少々寂しいので、別売りのウェポンセットから AIM-9E サイドワインダーとロケット弾ポッド LAU-3 を持って来ました。
サイドワインダーは胴体下のミサイルランチャーに懸架するのですが、ランチャーの部品は接着面積が小さい上にイモ着けで頼りないので、真鍮線で軸打ちして補強しました。ミサイル本体とも真鍮線で接続しています。
ロケット弾ポッドは主翼下に吊るします。これを取り付けるランチャーおよび機体との接続部も、真鍮線で軸打ちしました。
主脚庫の扉は接着箇所が小さいのでこれも金属線で軸打ちしたいのですが、パーツが薄いため軸を通す厚みがありません。厚みを増すため、裏側にプラ板を貼り、固まってから真鍮線を通しました。



主翼の前後フラップは別パーツになっているので、下げた状態にしています。主翼本体とは真鍮線を通して接続しました。
チップタンクの上下面に着ける燃料キャップの丸いパーツについて、組み立て説明書には説明がありませんがこのパーツは方向があり、チップタンクの円筒形に沿って山なりに盛り上がっているので、組み込む際にはタンク本体と方向を合わせる必要がありました。



機体はメタリックで塗装するので、合わせ目消し作業の後はしっかり研がないと粗が出ます。耐水ペーパーの番手を徐々に上げながら、2000 番まで使って研ぎました。
機体はまず下地として Mr.カラー GX2 ウィノーブラックでツヤツヤの黒に塗装し、その上から Mr.カラー C8 シルバーを吹いています。
機首上面のアンチグレアには Mr.カラー C309 グリーンを、主翼上面と兵装パーツには Mr.カラー GX1 クールホワイトを、主翼下面や機首・尾翼周辺などには C73 エアクラフトグレーをそれぞれ塗装しています。



機体後部のノズル付近と尾翼の一部にある金属むき出しの箇所には、Mr.カラー SM206 アイアンを吹きました。エンジンノズル付近には赤味がかった金属色の部分があるので、SM206 クロームシルバーに SM209 カッパーを混ぜた色を吹いています。着陸脚やスピードブレーキなどの開口部は、アクセントとして SM206 クロームシルバーを吹きました。
灯火類のクリアパーツは、あらかじめ内側にシルバーを塗ってあります。翼端灯には左右それぞれエナメル塗料のクリアーレッドとクリアーブルーを筆塗りし、エンジンノズル付近にある灯火は上段のものだけアンバー(オレンジ)色なので、同じくエナメルのクリアーオレンジを塗りました。



キットには多くの部隊を再現するデカールが付属していますが、その中から北の守りを担う 203 飛行隊を選びました。垂直尾翼に描かれた熊のマークが印象的です。
日の丸について、いつもならデカールではなく塗装するのですが、この機体では日の丸にコーションデータが被っており、塗装の上から貼るための文字だけのデカールも用意されていないので、今回はデカールを使いました。
細かい書き文字が複数繋がって大きなデカールになっているものは、余白を少なくするため切り分けて貼りました。デカールの乾燥後に水性トップコートを吹いて保護しています。



キャノピーをセメダイン社のハイグレード模型用で固定し、機首先端へファインモールド社の金属製ピトー管を取り付けて完成です!
プロポーションは実機のイメージをよく再現しており、モールドはシャープで美しく、組んでいて楽しいキットでした。装備と塗装のバリエーションが豊富な機体なので、他の仕様で複数作るのも面白そうです。



最後に、以前作った F-86 と零戦を今回の F-104J と並べてみました。日本の空を守って戦った飛行機と、それを駆った勇士達に思いを馳せ、感謝して結びとします。

 

製作記01
製作記02
製作記03
製作記04
製作記05
製作記06
製作記07
製作記08
製作記09
製作記10
製作記11
製作記12
製作記13
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製作記15
製作記16
製作記17
製作記18
製作記19
製作記20
製作記21
製作記22
製作記23
製作記24
製作記25
製作記26
製作記27


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1/32 疾風の各パーツを整形し、工作を進めました。


前工程で貼り合わせた胴体と主翼の接着部分が固まったので、組み合わせてみました。胴体に桁を入れた効果で充分な強度が得られ、主翼との接合部は隙間なくピッタリと合います。

主翼両端および尾翼の灯火は単なるモールドですが、クリアパーツが用意されており、クリアー化する場合は元のモールドを削り落として置き替えるようになっています。しかし、考えなしに削り落としてしまうとクリアパーツを取り付ける位置が判りにくくなってしまいます。
そこで、胴体の左右や主翼の上下パーツを貼り合わせる前に、モールドのある位置にピンバイスで穴を開けてから削り落しました。後の工程でクリアパーツを着ける際に、この穴をとっかかりとします。真鍮線を通して、内部のランプを再現してもよいかな、と考えています。
また、胴体および主翼の接着箇所は一部に隙間があるので、パテを盛っておきました。

その他、オイルクーラーやパイロットフィギュアなどもパーツを切り出し、接着できるところは貼り合わせました。
ここでパイロットフィギュアを座席に座らせてみると、若干座りが悪く安定しません。背中や膝裏など座席に触れる箇所を少しずつ削って、ちゃんと座れるようにしました。

先日塗装した計器盤には、デカールを貼りました。パーツには凹凸があるので、マークソフターとドライヤーを併用してデカールを馴染ませました。数日間乾燥させてから、トップコートで保護します。

明日(04/27)から仕事ですが、二日間働けば連休に突入です。もう少しだけ頑張りましょう!
 


 

 

1/32 疾風の製作を進め、胴体と主翼をそれぞれ貼り合わせました。


前の工程でコクピットを後ハメできるよう加工し、胴体の内側を塗装したので、左右のパーツを貼り合わせました。補強のための桁は、前回作った物のサイズが曖昧だったので、胴体の接着後にノギスで計測して、ジャストサイズで作り直しました。
ちゃんと測って作ると、ガッチリ組み合って気分がいいです。いい加減なことをせず、きちんと測るのは大事ですね。

主翼の上下も貼り合わせました。こちらは内部に組み込む桁がキット標準で用意されています。前面は樹脂入り接着剤をたっぷり塗って圧着し、後面は薄いので流し込み接着材を流し込んでから洗濯バサミで抑えました。
その他、尾輪のパーツも左右を貼り合わせました。

こういった細かい工作をするのはとても楽しくて、時間を忘れます。明日の関西は雨の予報ですので、自宅で模型製作に注力することにします。