81年型鈴鹿8耐KR1000用トランスキット組立説明 その⑤ カウル・オイルクーラー編


タミヤのパーツをTP、トランスキットのレジンパーツをRPとします。





● カウルの加工です。

     注:下記の5枚の画像は試作品を使ってるのでトランスキットの物とは少し違います。


  RPの表面修正後サス吹き

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● 0.5mmピンバイスでスクリーン留めボルト用と、カウルステー留め用の穴をあけます。

  実車は内側上部を削ってる様なので、再現するとこんな感じですが、お好みで。

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● ステー用の穴は3つ、ココとカウルサイドも同じ様な感じで、ピン付き連結パーツをリベット3つでカウルに留めてる様です。

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● 内側から見て。

  サイドのピン付き連結パーツは先に接着済み、上部はスクリーンを挟むかカットしてからの接着になります。

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● ピン付き連結パーツはこんな感じで3mm径0.5mm厚のプラ板からポンチで抜いた物です。

  カウル表面はインセクトピン3本でリベット留した様にして、金属ピンは補強を兼ねてカウルにもほんの少し埋まってます。

  要は小さな画鋲を作る様なものです。

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  スクリーン側ステーはTPの両端にビニールチューブを4mm位に切った物を装着し、ピンと接着します。

  組み立てるとサイドの連結パーツは見えませんが、スクリーン側は再現した方が良いでしょう。

  面倒な作業ですが、タミヤキット素組みの場合はカウルとステーが接触すらしないので再現必須です。

  このピン付き連結パーツは徳野KRだけで、他80ローソン・81ハーフカウルKRはステーがカウルを貫通するタイプです。

  



● ライトステーの加工

  TPのライトステー先端のピンを切断、同じ位置に2mmピンバイスで穴あけ。

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● 2mm厚のプラ板を挟んで2mm径のプラ棒を差し込む。

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● ライトパーツ付けた状況、要はライトを2mm前方に移動させる事。

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● これでカウル位置がほぼ適正位置になります。

  ちなみのこのカウルがトランスキットの物。

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  ただし、この方法ではカウルとオイルクーラーの位置が2mm離れてしまいます。
  
  オイルクーラーの取り付け部分も弄らないといけません。

  強度さえ持たせる事が出来れば、ステーのオイルクーラー取り付け位置の前で切断して2mm伸ばす方が良いかもしれません。

  





● オイルクーラーのフィッティング加工

  TPのオイルクーラーとエンジン側オイル取りだし口


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● 画像の様にRPと入れ替えます。

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● 1.5~6mmピンバイスで穴あけ加工

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● 付属のメッシュシリコンチューブを接着。

  オイルクーラーコアへの接着には補強に金属ピンを間に差し込みます。

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● TPにRPオイル取りだし口を加工した物を装着する方法もあります。

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81年型鈴鹿8耐KR1000用トランスキット組立説明 その④ フロントキャリパー・エンジンヘッド編


タミヤのパーツをTP、トランスキットのレジンパーツをRPとします。






☆ フロントキャリパー編



● 昔のほとんどの1/12バイク模型はキャリパーの裏側が再現されてません。

  ココが再現されてるのと無いのとでは見た目が違います。

  とは言ってもこのKR、かなり省略されてると言うか流石のタミヤデフォルメと言うか、かなり手強いです。

  別途製作中のDX版ではキャリパーをフルスクラッチしてますが、こちらの通常版トランスキットでは最低限の加工で済むようにしてます。

  ブレーキディスクを薄く加工するのは結構面倒なので、RP化してます。

  それでキャリパー裏を装着した時に見た目がおかしくない様に、つまりディスクがキャリパーの中心を通る様に調整します。

  

● まずはフロントフォーク側のシャフトが通る部分内側の丸い出っ張りを削ります。

  メッキを剥がしたグリーンの方が加工後。

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● 次にキャリパー裏にRPを接着します。

  ディスクが当たる部分に1.5mm厚のプラ板等挟んで接着・パテ修正します。

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  RP化したディスクですが、原型にしたTPは2台分の同じ側、つまり両方同じ物です。

  TPは片方にスが入ってるので、入っていない方のディスクを2台分使ってます。

  左右同じ物なんですが、フォークに装着すると左右で微妙にキャリパーとの隙間が違います。

  右側の隙間が大きい様なので、ディスクの出っ張りをほんの少しだけ削ります。

● 出っ張りの左半分が削って低くなってるのが分かるでしょうか?削る量はこれ位です。

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  こんな感じで仮組&微調整しながらの組立になります。

  ディスクが外側にオフセットされた分、RPのスペーサーをディスク裏にはめます。

● フロントフォークにセットするとこんな感じです。

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● キャリパーとの兼ね合いはこんな感じ。

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● このキャリパーはオイルラインのフィッティングがステーから出てます。

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  これは宜しくありません、正確な位置はキャリパー側面です。
  
  方法としては1.5mm径プラ棒を0.5mmドリルでパイプ状にし、斜めにカットしてキャリパー側面に接着します。

  完全接着後に0.5mm穴をキャリパーまで貫通させて、強度を持たせる為にインセクトピン等を差し込んで接着します。
  

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  ここまで加工すれば見た目が随分と違ってきますね。

  









☆ エンジンヘッド(カウルステー)編


  カウルステーを装着するのにエンジンヘッドを加工する必要があります。

  ヘッドボルトの外側2本に穴開け加工します。

  TPのボルトを切り飛ばし、そこに0.5mmピンバイスで貫通する位の穴を開けます。

  書くのは簡単、やるのは超難しく、正確に垂直に加工するのは至難の業です。  

  まあステーを装着するので多少欠けてもOKですが、失敗した場合や修正できない場合は前後ひっくり返して再チャレンジです。

  マフラー編でまだシリンダーにヘッドを接着しないと説明したのはこの為です。

● 画像の外側は少し欠けてますが、この位ならOK(手前の穴は無視してください)

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  穴あけに失敗した場合は、ランナー伸ばしたのを接着して再加工します。

  穴開け加工してからシリンダーに接着します。



● カウルサイドステーはこの様に0.5mm穴あけて、カットしたインセクトピンを接着。

  最初にインセクトピンをヘッド側に接着すると、後でフレームに入れる時に結構邪魔になります。

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● ヘッドに装着するとこんな感じです。

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  ステーのカウルとの固定ですが、直付けも良し、後で説明する方法でも良し。

  後説の方法の場合、上の画像の様にステーとカウルの接合部分(丸い部分)に穴を開けます。

  後説方法はDX版用の自己満加工で、いずれにしても接着するので固定位置さえ正確に出来れば直付けでもOKです。




















81年型鈴鹿8耐KR1000用トランスキット組立説明 その③ ハンドル・メーターステー編


タミヤのパーツをTP、トランスキットのレジンパーツをRPとします。







● タミヤKR1000Fのプラモは発売されたのがもう30数年前になります。

  今では考えられない様な形状ですが、当時の金型では仕方の無い事なのでしょうか。

  この時代のタミヤ製バイクのハンドルは同じ様な物だと思います。
  
  KR500も同じですから。


  アクセル側  

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  クラッチ側

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この様にグリップやホルダーが斜めになってます。



● スロットルホルダー部分から切断・加工します。

  2mmピンバイスで穴あけ。


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● クラッチ側はグリップ途中で切断し、パイプと同じ2mm径まで削ります。

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● 加工後

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● 加工前と比較

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● RPグリップに2mm穴開け加工

  片方(アクセル)に付属の2mm径アルミ棒を差し込みます。

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● 加工したTPにそれぞれ取りつけます。

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● 加工前のTPとの比較

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● アクセル側、こんな感じに

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● タコメーターステーを装着

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タコメーターはTPを使います。

これだけの加工でも結構見た目良くなります。

RPグリップのツバ部分やメーターステー等の薄い部分に気泡がある場合、強度も欲しいので瞬着パテやエポパテで修正してます。

TPのアクセルワイヤー取り出し部分は斜めに出てるので、カットしてまっすぐに加工します。