がんで退職・転職に・・・
その事で今そのがんと向き合ってそして就職されている方のお話をされていました
会計事務所に勤める方が取材されてました 山下芙美子さん
27歳 卵巣のがんと闘っておられます
その事務所に勤められて3年目・・・
職場は病気の事も理解してくれているので
働き易いですって言われてました
旦那さんと二人ぐらしでがんの為に今まで悔しい思いをいっぱいされてきたそうです
がんがわかったのは19歳の時大学二年生で
できれば休学とかはしたくなかった留年もしたくなかったので
その時は本当に必死で走り続けた感じで
抗がん剤の副作用で吐き気がかなりあったそうですが
4年で大学を卒業
食品会社に就職
思うように通院が出来ずがんが再発
退職されたそうです
苦労されたのが再就職活動の履歴書
今後通院もしないといけないから
病気の事は伝えないといけないと決めておられたそうです
履歴書には体をこわして休職していましたと書かれていました
ハローワークの方も完全に病気が良くなってから探したらって言われたそうです
通院が必要な状態での就職を余り考えてもらえなくて
治療が終われば普通に働けるのに
なのにずっと家にいるのが本当に孤独
家と病院だけの生活というのがすごくつらくて
仕事があるっていうだけで
凄い自信になります
いまの仕事先では自分のペースで仕事が出来ているそうです
会社と交渉して月に二回ほど通院
いずれ通院の頻度が下がっていけば
より普通の人に近づいていく
このまま続くといいなぁと思いますと
山下さんは
治療費を稼ぐことが生きる自信になるってはなされてました
山下さんには次の目標が有るそうです
夢は・・・社会保険労務士の資格を去年試験を受けて合格することが出来て
そのエネルギーは悔しさからきてるって言われてました
がん患者が仕事を探すのも大変だし
就職してからも大変だし
いずれは病気を抱えながら仕事をしたい人の
サポートができるようになれたらいいなって言われてました 夢ですと・・・
ガンなのに働くって凄いねってよく人から言われるそうです
でもそれは違うって言われてました
自分はかわいそうって思われたくもなく特別だって思われたくもない
みんなと一緒なんですって言葉が印象的だったそうです
何か話を聞いていて・・・私自身が小さく感じました
私自身がいかに恵まれていてそして小さいことで悩んでるって思いました
私も資格を取る為に勉強はしています
でも今その資格をとる事によって誰かの役に立ちたいとか
そんな気持で取り組んでる訳でない自分が少し恥ずかしく感じました
まだ私は誰かの役に立ちたいって言えるほど
自分自身が成長していません
でも自分が思い描いてる夢に向って勉強することだけは諦めないでやって行こう
そう思いました
たぶん山下さんは頑張ってるって感じではなく
私は出来るって取り組んでられるように思いました
それにしてもくよくよ考えてる自分に少し腹が立ちました