先日、池田先生と、韓国に美容医療の勉強に行ってまいりました。
その中のひとつとして、韓国№1の美容外科であるBKドンヤンクリニックの見学に行ってまいりました。
上の、BKドンヤンクリニックは、15階建てのビル全てが、美容外科、美容皮膚科、美容歯科で埋め尽くされている、まさに美の総合デパートのようなところで、普段は、15個あるオペルームも全てフル稼働という盛況ぶりを誇っている、まさに韓国№1のクリニックです。
もちろん、手術も見学させていただきました。
詳細の写真は出せませんが、その高い技術力に目を丸くしました。
その症例や術式について、議論をしたい気持ちでいっぱいでしたが、韓国語が出来なかったので、私は韓国語を勉強したい気持ちでいっぱいになりました。
ともあれ、感じたことは、韓国の先生は、技術を磨くことにとても一生懸命だということでした。
私は、日本の美容医療の現場では、技術力よりも広告力ばっかり磨いている医師たちがあまりに多い現実を目の当たりにしてきました。
それは、日本の美容医療に対する体制的な問題もあるのかもしれません。
そこへ来て、韓国の美容医療は、国をあげて、広告よりも技術力で患者が集まるような体制をしいているらしく、技術磨きに余念がありません。
ですので、日本も、患者さん自身が広告ではなく、技術力というものをもっとシビアに評価してクリニックを選ぶような体制になれば、日本の若い先生たちも、広告力を磨くのではなく、技術力を磨くことに躍起になってくれるのではと思いました。
先だってのオリンピックでは、期待されていた女子スケート部門も、韓国に格段の差をつけられ、日本は敗れました。
このままでは、美容医療の部門も、そのような結果が、近い将来出るのではないかと思い、日本の美容医療の将来を憂うばかりです・・・・