舞台ハリーポッターは、前半1時間40分、20分の休憩をはさみ、後半1時間40分の長丁場である。



とはいえ、およそ4年?にわたるハリーの息子の成長を追いながら、過去にもさかのぼるため、



中だるみするとか、飽きるとかはまるでなかった。



しいて言えば、難点は早口で小声のシーンである。



劇場の広さに対して、マイクの音量がほんの少しではあるが、足りないかなと思った。



理由は私が中年だからであろう。



よく年寄りが若者の早口が聞き取れないというのがある。



これは特に若者世代の高いトーンを聞き取れないという、耳の機能の低下なので仕方のないこと。



ちなみに私の席は前から約15列目くらいであったが、



私の前の列に家族連れがいて、そこに70代くらいの女性がいたのだが、



「声が小さすぎるし早口で聞き取れない」と言っていたので、間違いないと思う。



このことを22才の姪に言うと、姪はセリフはすべて聞きとることが出来ていた。



早口に関しては、この脚本だと約3時間半に収めるためには早口にならざるを得ないと言う。



劇団四季のようにすべての客席に声を響せるような話し方なら、5時間にもなってしまう。



そんな長い舞台、誰が見る?と言うのだ。



確かに・・。



もし私と同年代以上の方が鑑賞するなら、ぜひ前から10列目くらいでの鑑賞をおすすめかな。






この件以外は、全くもって満足であった。



ハリーポッターの世界観が十二分に堪能できたし、



魔法は魔法らしく素敵で迫力があり、ディメンターは恐ろしく、ヴォルデモードはまるでそのもの。



スネイプ先生、ダンブルドア先生も良かった、ロンとハーマイオニーは大人になっても、ロンでありハーマイオニーであった。



正直、17000円のチケット代は安いかもしれない。



そのくらい満足出来たのである。






最後に一つ、



ハリーポッターのあらすじをもう一度おさらいしてから見なければならないとつけ加える。



私がハリーポッターを読んだのはもう10年前、伏線の回収や登場人物の関係性など、かなり忘れかけていて苦労した。



私の後ろのカップルの男性は、ハリー・ポッターを見たことがない人だった。



寝たでしょ!と彼女に怒られていたが、



ハリー・ポッター知らずにこの舞台を見るとは笑。






私のお気に入りは、マルフォイ親子、父親であるドラコは本当に父親らしくて頼もしく、



息子であるスコーピウスのお茶目な演技はかなり良かった。



ハリーの息子アルバスより良かったかも。



とにかくハリー・ポッター好きなら、絶対に見て欲しい。






余談であるが、私はハリー・ポッターと誕生日が同じ笑。



作者のJ・K・ローリングも同じだよ。




私が選んだドリンク、ラズベリーとアップルのレモネード、



最近劇場に飲み物持って行けるようになってきたね。



あ〜、いつかオペラ見ながら、貴族みたいにシャンパン飲んでみたいわ〜。




ハリーのあと、ピアノバーにて反省会。



良い休日だった。