メインの鱈の塩漬けを使った料理も、とても凝ったものだった。
やわらかい鱈を複雑な衣でくるんで、揚げ焼きのようにしてある。
いわゆるフリッターのような?。
これも会話を楽しんでいたので写真撮り忘れ。
姪は食事中にスマホをさわらない。
そうしつけられているのを知っているし、今はマナーとして私に注意するくらいだ。
でも写真撮りたくなっちゃうんだよね。
あとで思い出して話すのが本当に楽しいから。
オーストリアのワインは全くわからないが、インスピレーションでオーダーする。
ア・キラ、というワインだが、昔AKIRAって漫画があってね、なんて会話をしたり、
古い話でも、意外に話についてくる姪の雑学の多さに驚く。
デザートはレモンのムース、上にオーストリアではよく食べるというニワトコのジュレが。
手前にきんかんのジャムが添えてあるのだが、例の北欧系ハンサムさんが、
「え〜っと、なんだっけ、日本語ムズカシイネ!、あ、キンカンね!」
と説明する姿が可愛かった。
最後にハーブティーをいただく。
このハーブティーは、りんごや柑橘などの香りが
ミックスされているのだが、名前をハッピーDAYという。
私は、迷いなくこのお茶をオーダーした。
だって、ほんとにハッピーな一日だったから。
最後に雑学として紹介するのだが、
オーストリアの宮廷料理を作る国家公認料理人の資格は、一生に一回しか受験が出来ないと聞いた。
だから努力と研鑽を積み重ね、納得いった時点で受験するのだそう。
こちらのオーナーシェフは素晴らしい。
しかもイケメンさんなのである。


