私がワインを好きになったのは、
大学を卒業して2.3年経った頃だろうか。
当時、飲みやすい白ワインにハマっていたのだが、
その中でも、ボトルに一目惚れしたのが
これである↓。
私はこのブルーのボトルに魅せられ、
ワインの定期購入をするようになった。
今でもイベントなどで良く見かける。
ピーロートジャパンだ。
20代中頃は、甘口のドイツワインばかり飲んでいて、
たまに飲みやすいスパークリングワインに手を出したりしていたが、
それでもなかなか赤ワインを手に取ることはなかった。
ワインについて知識が無かったこともあり、
また、美味しいと思える赤ワインに出会えていなかったのである。
そんな中で、
私はある時、素敵なワインショップに出会い、
少しずつ、
赤ワインの魅力を知るようになった。
私が初めて、美味しいと思った赤ワインは、
シャトー・カロン・セギュールである。
お馴染み、ハートのラベルが可愛らしいのだが、
いやいやどうして、重厚で複雑なお味なのである。
ソムリエのような表現はわからないが、
素直に「これは美味しい!」と思えた、初めてのワインだった。
それから20代の間は、
ずっとワインが好きだった。
一人暮らしをしていたこともあり、
お気に入りのワインバーなども見つけて、
1人で飲みに行くことも多かった。
それゆえに、
結婚式の引き出物は、ワインのデカンタにした。
友達は何に使うのかわからない子もいたし、
花瓶にしてる、とか言われたりして、
高かったのに!、と
苦笑いしたものである。
結婚して2.3年経った頃、
フランスに旅行に行くことになった。
その頃は、だいぶワインについてもわかるようになり、
第二の趣味である紅茶も極めていたので、
シャンゼリゼ通りのオイスターバーに行き、シャンパーニュが飲みたい、とか
マリアージュフレールの本店で、紅茶を爆買いしたい、などと思っていたのである。
今では牡蠣と白ワインなんて、
合わせないようになってしまった。
何故か生臭いと感じてしまう。
酒の好みって、
年齢と共に変わるものかもしれない。
つづく