今日もいなかった? | 認知症の義母と嫁の私

認知症の義母と嫁の私

認知症の義母との話つづります



義理姉からの電話で夕方今までパートに行っている間の一時間位義母にも、バーバサンにも連絡がとれないと電話があった。

途中家の電話がなったので多分義母だろぅと思うけどって義理姉に伝えた。

「お母さん。」

あら。寝ている。

取りあえず洗い物をして薬の準備をして起こした。

「お母さん。おかーさん。」
「はい。」

「眠いなら薬持ってくるから待って。」

薬を義母の部屋まで持っていき飲んで貰った。

「そのまま寝とき。叉明日来るから。」

今日は寝さしてあげる事にした。

が多分こんな時間に寝てると夜中に目が覚めるんだろぅなー。

できっと叉お金のない不安に怖がりながらイライラするんだろぅなー。

と思いながら私は病院に向かった。

あんなに繊細な絵を描く義母。

相談にもきちんと返事を返してくれる義母。

でも、義母は攻撃型認知症であり、不安症を持っている。

現実は甘くない。

でも負けない。

私にも義母にも明日はあるから。