筆が見当たらない… | 認知症の義母と嫁の私

認知症の義母と嫁の私

認知症の義母との話つづります

 
 
今日は、義母の家に行った時に明日欲しい物をメモに書いてくれていた。
 
銀行の事をいつものように話をし、説明した。
 
昨日絵を描く為の筆を買って行こうと思っていたが忘れていた。
 
バーバサンがやってきた。
 
「おーぃ。きとるかー?」
 
「うん。きとるよー。」
 
「なんしょんなー。」
 
「今お母さんに絵を描いて貰ってる。綺麗に描けとるじゃろー。」
 
「おー。ほんまじゃのー。」
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さて、このお花は何で描いて貰ったでしょう?
 
問題です。(笑)
 
「救急いくんかー。」
 
「うん。行くよ。」
 
「誰がいくんかなー?」
 
と義母。
 
「私がいくんよー。」
 
「あー。そうか。気をつけていきねぇーよ。」
 
「うん。有り難う。お母さんも風邪ひかんようにな。鍵しめてよ。」
 
「うちも一緒に帰ろう。」
 
「おかん。はよねーよ。」
 
バーバサンと一緒に義母の家を出た。