盟友、逝く | モダンと暮らす、カカと生きる

モダンと暮らす、カカと生きる

脳出血で右半身マヒ&失語症になっちゃった〝カカ〝。
甘えん坊の個性派ビーグル〝モダン〟。

この大切なふたつの宝物を守るべく、介護&家事&稼ぎにいそしむ、お気楽のんびり屋な〝トト〟。そんな仲良し家族の日々をつづります。



2001年、カカと一緒に
参加した自己啓発セミナーで
意気投合した友だち。
4年にわたってガンと向き合い
とうとう逝ってしまいました。

家族ぐるみのつきあいで
大阪と福岡と遠隔地ながら
公私とも多くの時間を
一緒に過ごした「盟友」。

取材を終えた足で
新幹線に飛び乗り
金曜夜から向かいました。

最期は大好きな自宅から
旅立てて、良かったね。
2日間、自宅で過ごせたので
ゆっくり別れの時間が
もてたのは、良かったね。

モダンも
可愛がってくれたから
連れて行って、お別れを。

家族の末席に加えてもらい
通夜、告別式は
そばでしっかり
見送らせてもらいました。
出会った頃、まだ8歳だった
娘ちゃんも、今や30歳。

夜通し、たくさんの想い出話を
語り合いました。
斎場の粋なはからいで
大好物のカニが棺へ😀
これには、参列者も大ウケ。
「○○ちゃん、大喜びや!」
カニとともに
棺からこぼれそうな
花、花、花!

大阪と福岡、葬儀の慣習も
違う点がいろいろあって
興味深かったなぁ。
「留め焼香」とかね。
初めて聞きました。
喪主が焼香したあと、
親族、一般会葬者が焼香し
最後に親族のナンバー2が
焼香する、というもの。
焼香順のトラブルを
回避するため始まったとか。
「ナンバー2より先に
焼香できるのに、順番で
ガタガタ言うな!」
ということらしい。

ほぉ〜〜〜。
初めて聞いた。
九州には無い慣習だな。
関西では割に
ポピュラーなんだとか。

温かい、とても素晴らしい
葬儀でした。
肉体はなくなっても
魂はつながってるから
寂しくなるけど
悲しくはないな。

愛にあふれた家族

お疲れ様でした。
またね。


◆トト飯

帰りの新幹線では……

土用に向け、鰻ならぬ
あなごめし!
久しぶり!食べたかった〜♪
美味かったよ〜♪

きっと足りない!と思い
もう一つ、目についた
弁当を買ってました。
焼き鳥が食べたくて買い
よぉ〜く見ると……

「博多名物」って
えぇぇぇ!

博多に帰るのに
博多の弁当こーてしもた🤣

というか、実は
焼き鳥も博多名物らしい
と聞いてはいたが
まさか駅弁にまで
なってるなんて!
地元民は焼き鳥屋が
あまりに身近な存在で
名物とさえ思っていない。
ちなみに餃子置いてる店も
めちゃくちゃ多い
餃子の街でもある。

もつ鍋や水炊きだけじゃ
ないんよね、博多(福岡)。
焼き鳥たっぷり入ってた

はぁ〜、弁当2つ食べて
満足、満腹!


◆あの日のモダン

娘ちゃんが見せてくれた
ガキンチョ時代のモダン。
パウチしてママ(盟友)の
癒やしグッズにしてたらしい。
癒せたかなぁ?

きっとモダンが
出迎えただろうから
一緒にお散歩しよって♪