ここのところ、2週間ごとに3泊4日の予定で
続いている、ショートステイ。
カレンダーの印を楽しみに
ゴキゲンで出かけていくカカ。
いやぁ、ホントにありがたい。
慣れって怖いモンで
すっかり元気になったカカとのケンカも
日常茶飯事になってくると
お互い(今度のショートステイ、いつだっけ?)
なんて、指折り数えたりしている(苦笑)。
いつもトトが送迎しているのだが
デイの時は言わないのに
ショートに限って
「ディオディオ!(早く行こうよ!)」
と、催促するほど(笑)。
送って行ったら、まず部屋のトイレに座らせ
その間に、DVDプレーヤーのセッティング
ベッドの高さの調整、ベッド回りのグッズの配置、
おやつと黒豆茶・水筒を、スタッフさんに預け
完璧な状態を作って
「じゃ、火曜日に迎えに来るよ。楽しんでね」
すると、ゴキゲンでバイバイしてくれる。
このショートステイ施設は、やっと気に入ってくれた3軒目。
それでも最初は、夜、寂しくなったらしく
泣きながら電話がかかってきたりした。
(スタッフさんに、電話をかけてくれ!と要求)
電話がかからなくなっても
送って行くと「ディアディオ~!(まだ帰らんで~!)」
と、愚図ることもあった。
最初の頃はそんなカンジだったから、毎日顔出してたな。
だから、なかなか気分的に開放感は味わえなかった。
トトが忘れものすると、カカが喜ぶんだ。
家に取りに帰って、また来るから(笑)。
「あ!○○忘れたー!」
「ディオディオ~♪(やった~♪)」
いつの頃からか、忘れものもしなくなり
極力、顔を出さないようにし
最近は、送っていったら、迎えに行くまで
約3日と6時間、離れることにしている。
それにも段階があって、ついこの前まで
送っていった時はゴキゲンでも
迎えに行くと何かとフキゲンで
グズグズ言って、帰りの車の中でもうケンカ…
ということが続いた。
気がつくと、12月の末くらいから
迎えに行った時も、ゴキゲンになっていた。
自宅介護を始めて、2年1カ月半が経った。
3か月目に初めて、お試しに1泊2日のショートに行かせたら
号泣して帰って来て
罪悪感で、その後半年間、行かせることができなかった。
ケアマネさんが根気強く提案してくれて
半年ぶりに2軒目のショートへ、2泊3日。
泣いて帰ることはなくなったけど、フキゲンだったなー。
3軒目の、今のショートステイに行くようになって
まずは回数を増やしてくれと言い出した。
そして次に、日数を増やしてくれと…!
考えたら、月のうち、のべ1週間はショートに行ってる計算だ。
おかげさまで、トトはしっかり開放感を味あわせてもらってる。
その間に、集中して仕事したり
友人と久しぶりに飲みに出たり
モダンとゆっくり過ごしたり、とにかく寝るだけ寝たり…。
気が張ってた時は気にならなかった
「おり」のようにたまった心身の疲れやストレスが
少しずつ少しずつ、溶けていく感覚を
ようやく味わえるようになった。
ありがとう、カカ。
ずいぶん長い時間かけて
トトにピッタリくっついとるのが、たまらんっ(笑)。
これでもかと言うほど
コンコンと寝てしまう、最近のトト。
ケンカもし、次の瞬間には仲なおりし
テキトーに家事も手ぇぬいて、
細かなオサボリタイムも作れるようになった。
ようやく、暮らしに慣れたってことかな。
■トトシェフ レポート
◎鶏ミンチのコロッケ (頂き物)
キャベツの千切り(タマネギドレッシング)
◎菜の花とじゃこのゴマ油炒め
◎クーブイリチー
◎冷奴 (オリーブオイル&天然塩&クレソン)
◎鶏もも肉のつけ焼き
クレソンと長ネギのソテー
◎ニラとえのきと南関あげの味噌汁
◎キュウリとトマトとサンチュの韓国風サラダ
◎エリンギと意図こんにゃくの煮つけ (前日の残り)
【ショートステイ中のトト飯】
◎パスタ ウィンナー・ピーマン・椎茸・トマト・ほうれん草
ガーリック&唐辛子&オリーブオイルで炒めて
パルメザンチーズとタバスコをトッピング
◎きのこ(椎茸・マッシュルーム)のアヒージョ
◎春菊のナムル
◎長芋とろろ
今回のショートステイは
トトに仕事が入ってたのと天気が悪くて
ゆっくりドライブには行けなかったけど
トトと一緒にコンコンコンって寝てたよ。