ホテル病院は、福岡のシーサイド副都心にある。
だから病院を出て、車で待ってくれていたモダンを連れ
久しぶりに百道浜を散歩したよ。
朝から予定してたコースだけど、朝はすごく寒かったから
ちょっとムリかなぁ…と思ってたけど
病院を出た頃には風もやんで
曇ってはいたけど、お散歩には充分な暖かさだった。
ココは人工海浜のビーチ。
88年によかトピア（アジア太平洋博覧会）が開催されたあと
海水浴場として整備された。
右にそびえるのが、福岡タワー。
もうすぐ夜間は、バレンタイン照明に変わるはず。
左手奥に見える、かまぼこ型の建物は
ホークスの本拠地・福岡ドーム。
手前の建物はホテルシーホーク。
※ここらへんの建物名は元々ダイエーの
冠だったけど、その後名前がコロコロ変わったので
福岡ドームとシーホークが、正しいかどうか？
南側には都市高速が見える。
都市高速もまもなく環状線になって
さらに便利になるみたい。
砂浜でボールちゃんを出して！って催促されたけど
車の中に置いてきたので、松ぼっくりで代用（笑）。
それなりに追いかけて遊んでたよ。
「白砂青松」という浜辺を形容する言葉があるが
福岡の海はまさに、その言葉がぴったりくる。
このビーチは海岸線の埋め立てに伴って造られた
人工海浜だけど
もとから福岡の海は、白い砂と青々とした松林が続いていた。
学生時代に東京から遊びに来た友達を
ドライブで志賀島に連れて行ったら
「白い砂なんて初めて見た！きれーい！」
と、砂浜を走り回っていたのには、こっちの方が驚いたよ。
トトの卒業した大学も、この百道浜のすぐそばで
校歌（院歌？）の冒頭は
♪岸を洗（あろ）う～、紺碧の波ぃ～
松の緑ぃ～、青春の色ぉ～♪ で始まるよ（笑）。
トトが子どもの頃の海岸線は
今より５００ｍくらい奥（南側）だった。
ここより少しだけ東の町にある、親戚の家に行くたび
そこの子どもと一緒に、家から歩いてすぐの海岸によく遊びに行った。
ちなみに百道浜は、長谷川町子が
『サザエさん』の構想を思いついた浜辺なんだよ。
流れ着くワカメ、岩場で採れるサザエ、
つなぎとめてあるフネ、打ち寄せる波（平）…（笑）。
百道浜から町の方を見ながら
あらためて、福岡は住みやすいいい街だな…と感じた。
半分都会で、半分田舎。
とりあえず便利なモノはだいたい揃うし
ちょっと足を伸ばせば、すぐに自然に触れられる。
九州に縁もゆかりもなかった人は
福岡に転勤する時に「都落ち、島流し」の印象を抱くことが多いんだって（笑）。
でも来てみたら、その住み心地や人情、食べもののうまさに驚いて
こっちで家を買って住みついてしまう人や
定年後、再びやってきて終の棲家を手に入れる人が少なくない。
いろんな意味で、おもしろさを持つ街だと思う。
腹が減ったので、ふと思いつき
車でさらに西へ５分ほどの、小戸へ。
ここに佐賀県の武雄という街（福岡から高速を使って約１時間半）が
発祥のちゃんぽん店が２軒目の支店を出しているんだよ。
『井手ちゃんぽん』小戸店の「ちゃんぽん」６８０円
本店は豚骨特有のクサッという、えもいわれぬうまさと
超山盛りで気合入れなきゃ食べられない量が特徴。
でもここのは、本店ほど山盛りじゃなく
味もマイルドに感じたな。
充分に美味し！
味は…
『かつえだ』 ＞ 『井手ちゃんぽん 本店』 ＞ 『井手ちゃんぽん 小戸店』
量は…
『井手ちゃんぽん 本店』 ＞ 『井手ちゃんぽん 小戸店』 ＞ 『かつえだ』
ってカンジかな。
あ、ごめんなさい、ローカルネタで（笑）。
■トトシェフ レポート
びわきゅうの仕事から帰って、ごはんを作ろうと思ったら
カカが（おなかがグジグジするから食べたくない）と言う。
びわきゅうを２時間ほどあて
自分の分だけだから、簡単にパスタにしようと思ったら
（やっぱり食べる）と言う…（苦笑）。
トトは昼夜麺類だよ…炭水化物多すぎ！太るはず！
◎ナスとひき肉とアスパラのパスタ
パルメザンチーズをトッピング
トトと百道浜をおさんぽしました―。
気もち良かったよー。
お店には入れなかったから
（ワンコは13:30分以降なんだって）
ヤギミルクにはありつけなかったけど
楽しかったから、いーや♪
