去年の1月に横浜のじーじが亡くなって
はや1年4ヶ月経過
お墓がまだ決められなくて、ばーばは骨壺の中のじーじと暮らしている。
みんな『このままでは…』という気持ちはあるものの、横浜で賃貸マンションの長男夫婦(うちのこと)、次男は徳島県に二世帯住宅を建て奥さんのお母さんと同居している。
わたしの実家の先祖代々のお墓は仙台市内にある(苗字は違うが一人っ子なのでわたしが継いでいる)。
横浜市と徳島市の間ってわけにもいかないし
横浜にずっと住むかもわからないし
仙台市にもあるし……どうするよ?
一周忌のときに頼んだ和尚さんが、今は鎌倉のお寺にいるけれど『実家の千葉のお寺で預かること
できますよ』と言ってくれていた。
それでダンナが問い合わせて、急きょ千葉県袖ヶ浦のお寺へじーじをショートステイ(ロングかも)することに決まった。
袖ヶ浦といえばアクアラインを通ればあっという間。すんなり行けば1時間もかからずに着くはず。
ばーばは遠いし疲れるから行かないみたいなことを言ってたが、じーじのお迎えに行ったとき張り切って着替えてた。あ…行くんですね…
じーじを預かってもらった後に木更津アウトレット行こうと考えてたけど仕方なく断念した。
海底の長いトンネルを抜けて360℃海の『海ほたる』に出てお昼ごはん休憩した。
↑↑あさりラーメン
あさりと青のりたっぷりの塩ラーメン
見た目より100倍美味かったよ
お天気めちゃ良くて、風は強かったけど空が海がとても青くて気持ちよかった。
しかしばーばは『わだしは山育ぢだから泳げない。海は嫌いだ。海は怖い。おらやんだ』と言う。
何度も言う。はーいそうですか…
道がすいてたからお昼食べても1時間ぐらいしかかからずに対岸の木更津に着いた。
そこからしばらく車を走らせて袖ヶ浦にはいったら『なんだい、何にもなくて寂しいところだごだ。わだしはこんなところやんだわー。遠いごだー』何度も言う。
もう黙っていられない。
『ばーば!マイナス面ばかり言わないで』
ちょっと語気強めに言葉選んで言った
ネガティブとか言ってもわかってもらえないかなーと思ってね。しんどいわー
そんなばーばも和尚さんに会ったら
『静かで空気もいいし、良いところですねぇ』
本音と建前はわきまえてた
墓地が決まるまでお預かりしますよと言っていただけて、ありがたくじーじをお願いして帰ってきた。
『じーちゃん今までいたのに何にもなくなると寂しいっちゃねー』何度も言う。
じーじはとっくのとうにいない。お骨があるだけで側に感じてたんだろうか💀
思い出話をすれば悪口のほうが多いし、そこまで夫婦仲が良かったようには思えないんだけど。
そんなことを言いながらもばーばは次のイベントに気持ちは向いている…つづく✈️