実は、わたしの母親、入院してたの。
今年はお盆より早く行って、8月5日に横浜に帰ってきたばっかりだった
6日の夜11:30ごろ、歯みがきを終えたときに家の電話がなった。
イヤな予感がした。
電話に出ると受話器の向こうから雑音と救急車の音がする。
やっぱり予感は当たった。
《どっち?どっちの親だ?》
電話の相手はわたしの実家のある町の救急隊員からだった。
『もこママさんの娘さんのもこさんですか?
もこママさんが自分で救急車を呼びました。
意識はしっかりしています。
胸が苦しいとおっしゃってて、熱を測ったら40℃ありました。
ペースメーカーつけているそうなので◯◯病院へ向かいます。』
ザワザワした騒音とピーポーピーポー音、わたしの鼓動はバックバク
『お住まいは横浜なんですよね、昨日帰られたばかりなんですよね、どなたか◯◯病院へ来られる方いらっしゃいませんか』
夜中にいったいだれを頼めって?
みよこおばちゃんしかいない。いつもみよこおばちゃんばかり頼ってる。申し訳ない。
みよこおばちゃんは、わたしの父親(1番上)の末妹(6番目)。
だから母親とは義姉妹になる。
【末】と言っても60代後半だからあちこち身体も痛がってて、そんなおひとに車で30分かかるところに夜中に叩き起こして運転して行ってもらうのは本当に本当に申し訳ない。
でも快く引き受けてくれた。
みよこおばちゃんは一人暮らしの母のところによく来てくれては面倒みてくれてるの。
言葉はキツイけど情の熱い優しい人。(ホントにキツイのよ~怖いときあるのよ~)
わたしの手術のときも、心配して高齢の母親の代わりに来てくれたし。
検査の結果、急性腎盂炎からくる発熱だったようで、
尿道と点滴とで24時間繋がれたのが2~3日
そのあとはシャワーもOK、上げ膳据え膳の快適な入院ライフだったらしいが。
たまに母からかかってくる電話では充電切れで途中でプッツリ切れてしまったり
公衆電話からきたときは、要領を得ない内容ばかり長々と話して肝心なところでテレカが切れていきなりバッサリだったり
こちらから連絡とれないわたしは詳しい状況がわからずにモヤモヤモヤ
今週はじめにたまたま仕事が連休になったから、
『帰ろうか』と言ったけど
『あーー、いい、いい、来ないでもだいじょ…』
ツーツーツー…
なんだよぉー!そこもうちょっとやり取りしたかったのにー!
そして3日間も音信不通
おばちゃーーーん!どうしたらいいのぉー?
そんな母親が明日退院する。
お盆のお迎えもちゃんとできなかったけど
おばちゃんが仏間を掃除してくれたっていうからよかったね。
離れたところに住む一人娘はシンドイよ