こんにちは。

 

子育ての正解を求めて不安なお母さんを自分らしい子育てで楽にするもこ、こと柴田素子です。

 

親に言われてイヤな思いをしたり、親の育て方に反発していたりしたことを、自分の子どもにしてしまってがっくり・・・

 

そんな経験はありませんか?

 

 

例えば私の場合

 

親から言われてイヤだった言葉No. 1は

「早く!」

 

自分が親になったらぜーったい言いたくない!と思っていたのに、いざとなったら子どもに言ってしまってガックリ・・・

 
とか
 
親に何十回、何百回と「親の言うことは絶対なのよ!」と言われては心の中で反発していたのに、子どもが反抗した時に湧いた怒りの奥に「親の言うことを聞くべき」という想いがあることに気づいて衝撃を受けた
 
なんてことがありました。
 
 
どうして「私はこれだけはやりたくない」と思っていたことをやってしまうのでしょう?
 
 
私たちの1日の行動や思考の8割は習慣、パターンになっているものと言われます。
 
自分で考えて決めていると思っている行動でも、実は習慣となっていて無意識にやっていることが多いのです。
 
同じように、ある出来事に対して湧いてくる感情や考え方も、パターン化して出てきていることがあります。
 
そしてそのパターンは身につくのかというと
 
繰り返しと強いインパクト
 
によって身につきます。
 
繰り返し、というのは、同じ行動や考え方を繰り返すこと。
 
朝起きて顔を洗うのは、小さな頃からそれを繰り返しているから。
 
強いインパクトというのは、衝撃的な出来事によってある行動や考え方が身につくこと。
 
例えば高いところから落ちたことでその後高所恐怖症になる、というようなもの。
 
落ちた記憶を忘れても、その時のインパクトが強いために「高い所は危ない」というような考え方のパターンが出来上がります。
 
で、さっきの話に戻って・・・
 
親からされてイヤだったのに自分もやってしまう
 
実はこれも習慣、パターンとなっているものです。
 
決して自分が意識的に考えて言ったり、やったり、思ったりしているのではない、ということ。
 
そして、そうしたパターンの中には親から子どもに受け継がれ身についたものもあります。
 
 
親の影響は大きいのですね。
 
こうしてパターンを受け継ぎ続け、私たちはさかのぼること7世代前から脈々と受け継がれたパターンを身につけているそうです。
 
そうして受け継がれたパターンの中には、自分にとってプラスに働くものもあれば、今の自分には不要なパターンもありますよね。
 
私なら、「親の言うことは絶対!親の言うことは聞くべき!」という考え方のパターンは不要な手放したいパターンでした。
 
だからそれを手放していったんです、少しずつ。
 
すると、子どもが反抗した時に湧いていた怒りが減って、とても楽になりました。
 
では、どうやって手放すか?それは
 
「これって習慣、パターンになっているだけで、私が本当に望んでいるものじゃないんじゃない?」と気付いたり、疑ってみたりする、ただそれだけで手放せるようになるのです。
 
 
「本当はこんなこと言いたくないのに」
「あんなにイヤだったことを自分もやっちゃうなんて」
 
そんな風に落ち込まなくても大丈夫。
 
だってそれはあなたが本当に思っていることではないのかもしれないから。
 
もし、自分がイヤだったことを子どもに言ったり、したりした時は、「それって本当?」と自分に疑いの目を向けて聞いてみましょう。
 
もしかしたらそれは、単に親から受け継いだパターンかもしれませんよ。
 
 
あなたの手放したいものは何ですか?
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。