次女＠小４が、学校からメディアコントロールシートなるものをもらってきました。
テレビ、ゲーム、ネットの３つのメディアに関して、１週間の使用時間を書き込んでいくものです。
チャレンジ目標として掲げられた３つの項目は。
①テレビ、ゲーム、ネットは合わせて２時間まで
②夜９時からはテレビ、ゲーム、ネットはしない
③食事中はテレビをつけない
です。
なんじゃそりゃ(＠￣Д￣＠；)
もともとうちのお約束としてはテレビ、ゲーム、ネット含めて1日1時間まで。
ゲームは週３回、９０分が限度。
なので、食事中のテレビなどは･･･論外になります。
これでも実は多すぎるなあと思うぐらい。
ただねえ、長女が中２で三女が小２と幅が広いので、全員にうまく合わせるのもなかなか難しくて。これぐらいが妥協点となりました。
しかし、世の中、どうなっちゃってるんですかねえ。
最低限度が１日２時間？
夜９時以降はやらないって･･･９時すぎたら寝るのは当たり前じゃなかったのか？
じつは今年の３月。次女がＤＳを手に入れました。
前からのお約束通り、お小遣いがたまって自分で買えるならどうぞ、というのを、実現させてしまったのでΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！･･･止めるわけにもいかずに購入となりました。
お年玉やらお誕生日やらで二人のばあばからもらうおカネがわりと豊富な我が家なのですが、ぜんぶお正月のＴＤＲ旅行で使い果たしてきたり、うさぎがどうしても欲しくてそれもお小遣いでゲージなどのお世話用品を買ったりしていたので、そうそう欲しいものの順番からいってＤＳまで回らないだろうと目論んでいたのですが･･･
ＤＳソフトの「ディズニー・マジックキャッスル」に、次女が目を付けたのが誤算でした(x_x；)
内容的に見て、そりゃあもう、うちの子供たちは飛びつくだろうという･･･
（じつは発売当初、私自身がＤＳを買おうか迷ったぐらいですから～～(爆）
そんなわけで、今年初め頃から次女の中で３ＤＳ本体とこのソフトが欲しいものリスト急上昇。残ってたお年玉と誕生日にもらったお小遣いぜんぶつぎ込んで購入となりました。
最初の頃はそれでも1日３０分、テレビはそのぶん引いて、３０分までという約束でさせていたのですが、そのうち気がついたら、
次女が３０分やったあとに、三女に３０分やらせ、終いには長女が出てきて３０分ゲームをしてその間はみんなで３ＤＳにたかって画面を眺めてる･･･
これでも、ひとり３０分なんだから、約束守ってるでしょ？
･･･ほんっとに、そういう悪知恵はだれが考えるんだか((o(-゛-；)･･･
で、こちらも知恵を絞って反撃にでました。
ゲームの時間を週３回合計で９０分までとする。
理由は･･･
だんだん子供部屋が荒れてきた。
どんぐり問題もやってはいるが、かなりいい加減に見える。
どんぐりの先生も、ゲームをしている子は生活が雑になると言っている。
これ以上続けると、考えられないアタマになってしまう。
･･･
これで、全員がぱつっとこの約束に同意し、リビングに貼られている「ゲームとテレビのお約束」という張り紙が、長女の手で書き換えられました。
ホント言うと、お小遣いを貯めて買った次女がなんと言ってくるか、恐れていたのですが、
次女というのはかなりはっきりした、具体的な将来の目標を持っています。
まあ、実現できるかどうかはほかの人に言うと笑われると予想されるぐらいでっかい目標なので、次女は学校でもだれにも言ってないそうです。（親友のＫちゃんには教えたらしい）
でも、そのために日々、いろいろ想像しては秘密のノートにその夢の構想を書き込んだりしています。
何をしたらいいか、どの教科を頑張ればいいか、高校はどこへ行ったらいいか、大学はどうしたらいいのか･･･たまに、ポツっと質問されたりもします。
とても次女らしい、目標です。
私から見て、かなり高いハードルだとは思いますが、がんばってできないことではありません。
そして、その夢が叶ったら、わたしにとっても嬉しい。
なので、どうしてもいい成績がとりたい。
そう願う次女に対して、私は、
学歴はなければ社会に認めてもらうのは難しいからひつようだけれど、成績やテストの結果にこだわり過ぎるのはむしろ良くない。
いま、次女に必要なのは、計算テストで１００点を取ることではなくて、自分の好きなことに熱中すること。そのために、習い事はしないで自由な時間をたくさんあげている。
だから、大事な時間をゲームやテレビに取られたりしないでね。
という話をしてきたので･･･
結果的には、なんの文句も言われずに、ゲームの時間を減らすことに合意してくれました。
人間、目標がなければ、生きていく価値を見つけることが難しい。
子供にとって、自分の本当に好きなことを見つけることやそれを実現するために今何をすればいいのかをかんがえること。
また、その目標を世間に流されずに維持すること。
そんな、人間として生きていく上でとっても必要な当たり前のことが。
残念ながら、とっても難しい世の中ですよね。