長女の子育ての時は知らなかったのが、とてもとても残念だと思う本の中のトップは、
- 0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児/サリー ウォード
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
という本です。
これから出産されるかた、いままさに子育て中のお母さんに、ぜったいお勧めの逸品。
とくに、なにか我が子に早期教育を・・・と考えておられるかた、ぜひこれを読んでからもう一度考えてください。
へたな教材を高価で買うより、ずっと素敵です。
・・・というか、
今までの私の経験上、「家庭保育園」などで賢く育った!とおっしゃられるお母さんは、この本に書いてあることを知らずに実行していた、それだけのことだと思うのです。
「家庭保育園」のよいところは、第一教室の絵本の選定と、子供との向き合い方を教えてくれているところで、フラッシュカードやドッツカードなどの教材が優れているわけではないと思ってます。
子供との向き合い方は、この本で学びましょう。
難しいことではありません。
赤ちゃんが何に興味をしめし、なにをしたがっているのか、何に疑問をかんじているのか、それが敏感に感じ取れるようになれれば、だれだって「他の人から羨ましがられる子供」を育てられると思います。
それには、教材を次々と与えることではなく、
この本に書かれているように、我が子が興味を示すものをただあたえていくだけで(ただただ、黙ってみているだけでもいいのです!)、それを手にして赤ちゃん自身が発見し、驚きや感動を感じているときに一緒に驚き、感動してあげる。感情を共有する。そんな時間が必要なだけです。
そして、赤ちゃんの驚きや発見に合わせた言葉がけの、最適な方法をこの本は教えてくれます。
そのとき、赤ちゃんは自主的な遊びの中で、じつに多くの事柄を学んでいく、その様子は本当に「脅威」としかいい表わせません。親にとっては最上の喜びだと思います。
これは、もちろん私自身の経験談です。
長女の時には分からなかった、子育ての楽しさを教わりました。
二女の子育ては、私にとってはミラクルの連続でしたし、今でもそれは続いています。
残念なことは、この本はおもに3歳になるまでしか書かれていないことです。
それ以降は、どうしたらいいのでしょうか?
じつは、赤ちゃん時代と同じなのです。
特別な教材も、お教室も、何も要りません。
自由な時間を与えてあげるだけです。
なにより重要な、「自主的な遊び」をするための、自由な時間。
そして、自主的な遊びの中で発見し、感動したことを、一緒に共有してくれる母親。
その時にはじめて、母親は感動と喜びを表す言葉をかける。ただそれだけ。
よくありがちな勘違いが、
「遊ぶことが大事だから、今日は動物園に、あすは遊園地に、つぎは体験教室でも探すか・・・」
と、遊びを親が決定すること。
最近の二女や三女を見ていて感じるのは、
そんな設定すら必要ないのだな、ということです。
3歳児の三女は、どこに行って遊びたいということは言いません。
どこへ行っても、対応は同じで、「行った先にある楽しそうなもので、遊ぶ」
それが公園であろうと、遊園地であろうと同じ。
ともすれば、せっかくはるばるムリして出かけた先で、アリの巣をいじって永遠に遊び続ける、石ころを集めてまわる・・・そんな経験をしたことはないでしょうか?
二女は5歳になりましたが、このぐらいの年齢になって初めて、「動物園に行きたい、あそこの公園で遊びたい」などと発言するようになります。
自主的に自分で行き先を口にするようになったら、チャンスです。
今日は無理だから、明日ね。あるいは来週ね。さ来週ね。・・・こんなときを大いに活用して、
カレンダーに印をつけたりして待ちましょう。曜日を意識したり、明日、明後日、来月、さ来月・・・次々に言葉を覚えていきます。
地図を見て、行き先を確認するのもいいですよね。
ワクワクしながら「その時」を待つことほど、楽しいことはありません。
うちは「貧乏ヒマなし」の農家なので、めったにお出かけをすることはありませんが、たまのお出かけは大いに活用したいと思ってます。
自主的に遊ぶことをよくしてきた子供は、のちのち「学ぶこと」が苦にならないようです。
これが、今の二女を見ていて一番感じるところです。
きっと、遊びと学びの区別がないのでしょうね。
ひらがなを書くことも、カタカナを学ぶことも、算数の基礎でさえも遊びの中でやっている。
さてさて、「自主的な遊び」の効用は、いったい何歳まで続くでしょうか?
その答えは、私は「どんぐり倶楽部」で知りました。
10歳?
12歳?
いえいえ、一生続くのです。(たぶん)
子供のころから自主的に遊ぶことを知っている人は、大人になってからも遊ぶことが上手だと思います。
ストレス抜きもきっと上手です。いきいきと人生を楽しんでいるように見えます。
そんな大人は、きっと歳をとってもいきいきと「やってみたかったこと」に取り組める。
「しなければならない仕事」ばかりしてきた人は、きっと大人になっても仕事にしか生きがいを感じないでしょう。
定年を迎えて暇な時間が出来た時に、「何をしたらいいのか、わからない」
私は、自分の子供には、「人生を楽しめる大人」になって欲しいと思うのです。