【山形県酒田市】最上屋旅館に泊まる
酒田市には立派な建物が多く残っていること、また『日本ボロ宿紀行』に掲載された「最上屋旅館」へぜひ宿泊を。。。ということで、興奮気味に行ってきました。
大正末期の造りというこの旅館、とても楽しみにしていました。
中へ入ると昔のままの階段や長い廊下、広い玄関で思わず「うわぁ~♪」。
私が泊まる部屋はこの階段を上がったところ。
この写真内だけでも、3つの階段が。
部屋は、完全に孤立しており、長い廊下にいくつもの部屋が並んでいるわけではありません。
階段を上がるとひとつの部屋。また隣の階段を下がると違う部屋といったように、
ひとつの部屋ごとに階段があります。
なんだかプライベート空間を大切にした設計だなと思いました。
う~ん、ホントに映画のセットのよう。。。
階段を上がると「えっ!」のメッセージ(笑)
90年ぶり!
すごいなぁ~~~!
私の泊まった部屋には達磨の絵が描かれた障子が。
かっこいい!
お風呂はこんなかんじ。
温泉ではありませんが、結構広くて清潔でした。
脱衣所にはどこかの部屋からとってきたと思われる欄間が飾ってありました。
洗面所は、タイル貼り。
水道は、40度くらいのお湯がすぐに出るようになっています。親切だな。
階段ごしに洗面所を見る。
この階段の上にも、違う部屋が。
階段が非常に多い宿!
こんなにレトロ!
だけど、中のトイレはきちんとシャワートイレで清潔でした!
『日本ボロ宿紀行』に掲載されていた部屋をチェック!
3階にあります。
とても急な階段。たまりませんでした。
上記の部屋が2間くっついている。
中継している部屋の扉がとても低く、頭を下げないと通れない。
この部屋は昭和元年のまま、いじっていないとのこと。
とってもいい味だしていました。
とにかく階段の多いこの最上屋旅館。
そんなに広いわけではないのですが、階段マニアにはたまらないでしょう。
とても広い部屋もありました。↓
どの部屋も清潔で、ご主人や女将さんもあたたかく、居心地のよい宿でした。
ふとんもふかふかで、料理もおいしくいただきました。
ぜひまた泊まりたい宿だと思いました。
2泊以上すれば、もっとゆっくり宿を堪能できますね。
また行きたいです!